はじめてのキャンプ|福音館書店

 

 

絵本作家の林明子さんが7月1日に亡くなったそうです(享年81歳)。

ご冥福をお祈りします。

 

林さんは『こんとあき』の作者です。

筒井頼子さんとの共作に『はじめてのおつかい』や『あさえとちいさいいもうと』があります。

角野栄子さんの『魔女の宅急便』の挿絵でも知られています。

 

 

林さんの作品に『はじめてのキャンプ』という絵本があります。

小さい女の子が、大きい子ども達について行き、テント泊をする話です。

とても良い本なので、ぜひ読んでほしいです。

 

 

もちろん、子どもにとって面白い話だと思います。

それだけではなく、キャンプを用意する大人にとって、気付きのある話でもあります。

引率役の大人の行動も描かれているのです。

 

 

子どもの試行錯誤を、時間をかけて見守っているか?

失敗することも大切な経験です。

大人は、つい手伝ってしまったり、急かしてしまったりしがちです。

 

キャンプはこうするもの、という思い込みはないか?

いつもやっているものを漫然とコピーしても、面白いものはできません。

全力で取り組むから、達成感が得られるのです。

カウンセラー自身がワクワクするような、挑戦をしてほしいです。

ハーモニィセンターのキャンプは本来、自由度の高いものです。

 

子どもはこんなもの、という思い込みはないか?

家族のいない、知らない場所で、知らない子ども達とキャンプをする、それは子どもにとって、大変なことだと思います。

ポニー乗馬や野外活動にも、新鮮な驚きを感じているのでしょう。

子どもは意外と、感情を言葉や顔に出さないのですが、何にも感じていないのではありません。

カウンセラーには、子どもに寄り添う存在であってほしいです。

 

 

カウンセラーが率先して楽しんでいるキャンプは、良いキャンプになるような気がします。

今年も夏キャンプが始まります。

ハーモニィソングを、たくさん歌ってほしいです。

キャンプに集まった皆が、無事に楽しく過ごせることを願っています。