なんだか忙しいのかそうでないのか、テンションの定まらない日々を過ごしてまして、最近あまり遊べていません。そんな中でも面白かったことは
最新のコンパクトカーに試乗してみたこと。当然自分の車ではなく、後期高齢者な両親の乗る車選びの手伝い。最近の怖い事故が多いところで、安い中古車に買い替えるとかいうボケた両親を必死に押しとどめ、ならば安全な車を俺が決めてきてやると意気込んでディーラーめぐりしてみました。
まともな新車など乗ったこともない自分がディーラー行くだけで緊張するのだけれど、さすが最新の車たち、すごーく乗りやすい。(サニトラに比べたら…ではあるけれど。)特にマツダのデミオは足もエンジンも実に良くて、親には「これだ!これを買え!」と勧めるも、この秋だか冬だかに「デミオ→MAZDA2」にモデルチェンジするらしく在庫不足で希望のグレードやらボディーカラーがないってんで没に。結局正直面白みのないトヨタ・ヴィッツに決定。ヴィッツも来年にはヤリスにフルモデルチェンジするらしいのでお値引きもほどほど頑張ってくれました。
イマドキの「予防安全装置」をいろいろ見たり体験したりしましたが、気にしていた誤動作はずいぶん減ってきているらしく、緊急ブレーキなんかもちゃんと効きます。でもそれはあくまで「転ばぬ先の杖」以上のものではないことを、どのメーカーでも強調していたのはなるほどと思いましたね。ボケた運転手であればどんな装置でも無駄でしかなくて、ちゃんとしようとする意志さえあれば踏み間違えやら緊急ブレーキやらは実に有効。精度もずいぶん高いみたいだし、高齢者の乗り換えとしては十分な内容のものでした。(ヴィッツのグレードは「セーフティーエディション3」ってゆう予防安全装置全部入りなやつ。)
たかがコンパクトカーと偉そうにもあなどってましたが、今の車はやっぱり完成度高いなーと感心しきりの体験でした。車体は衝突安全も十分、足もしっかり踏ん張るし、エンジンは実に静か、ボディーの内装も外装も安っぽくないし、前後左右のカメラやセンサーで人や障害物への対応もできて、値段は200万~240万ほど。それが高いとは思えなくて、こんだけの開発費やらを考えれば当然…と言いたいところだけど、まっとうに作っている分やはり高いなーと思ってしまう。もっと手抜きの安い車があってもいいのかなーと思うけど、今の基準じゃサニトラは売りだせないのは明白なので、まあ仕方なし。私にはサニトラで十分すぎるし、サニトラがいいんです。丁度よい。

