へそくりの語源

「へそくり」の「へそ」は、漢字で「綜麻」と書き、古くは「古事記」に登場する言葉で、紡(つむ)いだ麻糸のことだ。この麻糸をかせと呼ばれる木の道具で巻き取る作業を「綜麻繰り」といって、昔の主婦たちにとっての内職だったのだ。はじめは家計を助けるためだったが、しだいに主婦たちはこの「綜麻繰り」で得たお金を旦那に内緒で貯め込むようになったという。これが「へそくり」の由来だ。

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