X JAPAN とは


日本を代表するビジュアル系ロックバンド。高音ボイスのボーカルToshI、全身全霊でドラムを叩くYOSHIKI、ギターのhideとPATA、Taijiからなる。結成3年目で東京ドーム公演、ビジュアル系バンドでは初の紅白歌合戦出場を成し遂げた。代表曲は「紅」「ENDLESS RAIN」「Rusty Nail」「Forever Love」


【高学歴のXJAPAN主要メンバー】

まず、YOSHIKIとToshIは同じ千葉県館山市出身で、小学校時代からの幼さなじみ。音楽の趣向が合ったことからバンドを組んだりして遊んでいた。

YOSHIKIは「周りは山口百恵とかそういうの聴いてたんですけど、僕はKISSとかそういうのばっかり聴いてたんです。完全に浮いてましたね。そんな時に「俺もそういうの (ロック)好きなんだよね」って話しかけてくれたのがToshIでした」とコメントしている。

その後、2人は当時千葉県内でトップクラスの学歴を誇った県立安房高校に進学。


この頃のYOSHIKIは自分の趣向が大人から理解されない苦しみ、社会への反発からグレてしまい、尾崎豊の「15の夜」「卒業」のような生活になってしまう。YOSHIKIいわく「人生でいちばん荒れていた」という。しかし、それでも学業の方は優秀で、音楽の成績に至っては他の生徒より抜きん出ていたため、教師たちは彼の扱いに困ってしまったという。

高校時代の思い出として「当時ヤンキーで、入学式終わってすぐ教室で「文句あるやつはかかってこい!」なんてガン飛ばしたりしてたんですよ。でも進学校ですから、みんな真面目で、そんなやついないんですよ。あの時はバカでしたね笑」と振り返っている。


一方のToshIは非常に温厚な性格で、ラガーマンのようなスポーツ系で高校時代はバレー部だったらしい。ヤンキー化してグレてしまったYOSHIKIとは昔と同じように親好を続けていた。良き理解者として彼を支えた。


hide。本名は松本秀人という。幼い頃は肥満児で内気な性格だったためよくいじめられた。小学校の卒業アルバムには「お医者さんになって見放された患者さんを救ってあげたい」と書いた。

中学時代にKISSと出会う。KISSは内気だった少年の心を刺激させた。彼はKISSやその他の海外ロックバンドのLPを買い漁るようになり、ロックにのめり込むようになった。ギターを始めたのもこの頃である。

高校は県内屈指の進学校へ入学。しかし学校の校則でエレキ禁止だったため、次第に横須賀のヤンキーが集まる場所へ出入りするように。

高校卒業後は明治大学に進学するも中退。美容専門学校に進み、音楽からは足を洗い、美容師として働こうとしていたときにYOSHIKIと出会い「Xのギターとしてうちのグループに入ってくれないか?」と誘われた。YOSHIKIはバンド仲間から「腕のいいギタリストがいる」と聞いていた。

最初、hideは乗り気ではなかったが、YOSHIKIにただならぬ魅力を感じ、X JAPANに加入することに決めた...。


結論・X JAPANはこれからも日本の音楽界に君臨し続けるかもしれない。