今でも田舎の方にはローカル線関係なくJRでも木造の年季の入った駅舎がある。
しかし、高齢化による乗客数減少により廃線が相次ぎ、古き良き情景は失われつつある。
イラストがぬられた駅舎とは....?
実際に行ってみた。
場所は奈良県と和歌山県の県境に近い、和歌山県橋本市隅田という地区にあるJR和歌山線隅田駅。
まわりは段々畑があり、のどかな田園風景が広がる静かな地区だが駅のクセがけっこうあった。
駅舎は数年前に地元の女子中学生を中心にペイントで塗りつぶされた。「すだ」という地名にあやかり、主人公の名前は「すーちゃん」、男の子の名前は「だっくん」というらしい。「しもひょうご」らへんにいる大原女のような女の子は一応妖精という設定。
反対ホーム。こちらもほぼ隙間なくペイントが施されている。
最近、外国人が高野山へ向かうためにこの和歌山線を使うため、ここに停車するとこぞってカメラにそのペイントを撮っていく。
たしかにペイントで塗りつぶされた駅は存在した。