4月11日(火曜)歯科治療の帰りにマックスバリューに寄った。
その前に他のスーパーで買い物をおおよそ済ませていたけど、
割引商品があれば買い足そうという目的の立ち寄り。

狙い通り、半額牛乳や半額食パン、半額鶏モモ肉などが買えた。


我が家では食欲旺盛の大型犬が4頭いるが、

ペットフードはほとんど与えていない。


外に出しても数か月カビないペットフードは農水省基準の畜産飼料扱いだから
合成保存料や添加物がてんこ盛りされている。


我が家では厚労省基準の人の食べ物を味付けせずに

犬に焼くとかボイルしてあげている。


そのため我が家のエンゲル係数は高く、

私と夫より犬の食費の方が断然高いがそれはしょうがない。


犬の食費は

「1グラム1円以下(=100グラム100円以下)」

を大原則にしている。


となると鶏ではムネ肉、魚ではトンボマグロの血合い、

アメリカ産豚肉とかが犬の主食になる。


電気や水だけでなく食品が軒並み値上げラッシュの昨今

「半額商品」はある意味希少で奪い合いになる。


割引であれば鶏はモモ肉に格上げ出来て、

犬もパサパサのムネ肉より美味しいモモ肉の方を期待するのは当然だ。


激戦を勝ち抜いて割引食品をGETするには

鬼畜米英に竹槍で立ち向かう覚悟が必要で髪が乱れようが恥も外聞もない。


広瀬すず主演の映画「ちはやふる」の競技かるたのような

俊敏さと判断力が求められ、考え込んでいるジジババをよそに

「勝てば官軍負ければ賊軍」の早い者勝ち、仁義なき戦いなのだ。

このマックスバリューは半額や割引商品が多いのでよく立ち寄るし、
行った時に割引ではない商品の価格や賞味期限とかもメモしておく。
賞味期限前日とかに半額シールが貼られるから。


もちろん割引シールを店員が貼りだす時間帯も熟知している。
もくろみ通り半額商品をGET出来た時は至福の達成感が得られる。


レジ会計後に
「幸せの黄色いレシートキャンペーン」
が行われていることを知り、黄色いレシートを迷いながらBOXに投函した。

迷った理由は、帰宅後に自宅で買った食品を調理するときに

万一傷んでいた場合、必要になるレシートを投函してしまったら、

返品交換などの時に、その店舗で買った証拠が証明できなくなるので。

その時、この「幸せの黄色いレシートキャンペーン」は
イタリア・ナポリのバールで脈々と受け継がれている

「カフェ・ソスペーゾ」(助け合い)がモデルなんだな、と思った。



以下、イオンのHPのコピペ。

イオン・デーとは?
イオンでは

「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」

という基本理念のもと、

かねてより“企業市民”として地域のお客さまとともに

様々な環境保全活動に取組んでまいりました。

2001年8月にジャスコ株式会社からイオン株式会社へと社名変更したことを機に、

毎月11日を「イオン・デー」と制定、

企業理念の道しるべである“日々のいのちとくらしを

「夢のある未来へ」”という「イオン宣言」を地域社会に具現化すべく

「エコロジー(環境)」と「ローカル(地域還元)」をテーマに、

全従業員が地域への貢献活動を行う日としております。

地域のボランティア団体をお客さまとともに応援しています。
サポートを必要としているボランティア団体と、

「応援したい」という気持ちをお持ちのお客さまを結ぶ取り組み、

それが「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」です。

①福祉の増進 
②環境保全・環境学習の推進
③街づくりの推進
④文化・芸術の振興
⑤子どもの健康と安全

毎月11日の「イオン・デー」に、

実施している「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」は、

お客さまがレジ精算時に受け取った黄色いレシートを

地域のボランティア団体名が書かれた店内備え付けのBOXに

投函していただくことで、

レシート合計の1%分の品物をイオンが各団体に寄贈する取り組みです。

Step1. レシートを受け取ります
お買物をしたあと、精算時にレジで黄色いレシートを受け取ります。
レシートが必要なお客さまには、各店のサービスカウンターで

投函用のレシートを発行しております。

Step2. 支援したい団体のBOXにレシートを投函
黄色いレシートを投函BOXへ。

BOXは地域のボランティア団体ごとに仕切られ、活動内容が記されています。
支援したい団体のBOXにレシートを入れます。

Step3. 合計金額の1%相当を贈呈
団体ごとに集計し、合計金額の1%相当の希望の品物を該当団体に贈呈。

たとえば、レシート合計が100万なら1万円の品物が贈られ、

団体の活動に役立てていただきます。

2001年~2022年2月までの累計で46億2,201万円相当の品物を贈呈
2021年度の登録団体 25,587



Step1にあるように、
「レシートが必要なお客さまには、

各店のサービスカウンターで投函用のレシートを発行しております」
というのだけど、
会計後に商品をMYエコバッグや段ボール箱に入れるテーブルは

ごった返していて、あちこち説明文を見ている人はいないはず。

私も、他の人がレシートをBOXに投函しているのを見てキャンペーンに気づき、
迷いながらもレシートを投函してしまった。
次回、もし11日にイオン系に行ったら気を付けないと。

このキャンペーンの発想は、イオンのオリジナルではなく、
イタリア・ナポリのバールで今も行われている

「カフェ・ソスペーゾ」

をモデルに起案したはず。


良い習慣だから真似るのは良いことだと思う。



イタリアではコーヒーを飲む店はカフェではなく「バール(BAR)」。


軽食も食べられるようなカフェであると同時に

お酒も取り扱う店で基本立ち飲み。


バールは各町に1軒はあり、どこもコーヒー好きのイタリア人の

細かい好みの注文に応じ、そのバリスタ技術レベルは相当高い。

「カフェ・ソスペーゾ」は「保留されたコーヒー」という意味で

第二次世界大戦下のナポリで生まれた習慣。


「バール」で、お金に余裕のある人が

会計の際に2杯分のコーヒーの代金を支払う。


1杯は自分用、もう1杯分は、後からやってくる「誰か」のために。


そのレシートを店舗の入り口の入れ物に入れる。


お金に余裕のない人は、そのレシートを店舗内のカウンターに出せば

無料でコーヒーを1杯飲めるという助け合いのシステム。


第二次世界大戦時以降、現在に至るまで

その助け合いの互助制度は脈々と受け継がれ、

今でもその恩恵を受ける人がいるらしい。

世知辛い世の中だからこそ、孟子の唱えた性善説を前面に、

幸せを分かち合いたいものだね。