三重県では15選挙区定数48に62人が立候補した。
15選挙区のうち無投票選挙区は実に半分近い7もある。

少子高齢化や人口減少の影響もあり、

地方議会の議員のなり手不足が全国的に深刻化している。


地方選は本来地域住民の身近な生活を問う選挙だけど、

地方議会に対する地元住民の関心も低下していることで、
地方議会議員選挙の投票率が低下し、

無投票当選の割合が増加しているのが現状。

二枚舌で弁舌だけは上手いが、実態は政策もなく、ポリシーも持たず、

政策論争もできない、ただ「先生」と呼ばれたい地方議員が多く誕生している。


「立候補すれば当選する」

という状況で、地方自治を担う議員の能力も人材も不足している。
民意は反映されず、投票によって意思を伝えるべきなのに、

それが出来ていないのが実情だ。

選挙管理委員会によると、県議選の投票率は

2011年が54.37%、2015年が48.17%、前回の2019年が46.15%で、

直近では徐々に減る傾向にある。
今回も投票率は低いんだろうね。ショボーン


私の長女は選挙に無関心。
「投票しても1票なんて無意味、何も変わらない」
「投票したい人がいない」
と、おそらく過去の選挙で1回も投票したことがないはず。

 

「政府が徴兵制を決めても黙って従う?」

とかいろいろ言っても長女は理解する気がないので最近は放置。

 

「経済」とは、

「衣食住など物財の生産・流通・消費にかかわる人間関係の全体」

を意味するのだけど、本来は

「世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと。また、そうした政治」

をいう。

 

「経」は治める、統治する。

「済」は救う、援助する。

「済民」は人民の難儀を救済すること。

 

「経世済民」を略して「経済」という語になったのだけど

政治家や官僚は本来の意味を知らないんだか、国民には背を向けている。



沖縄では保守と革新が半々。
でも選挙では選択はしやすかった。
辺野古に賛成か反対かが踏み絵だったから。

自民党沖縄県連は何とか当選させようと、立候補するときは無所属になり、
公約や演説では辺野古については触れない傾向になっていた。
信念を隠すのはズルいよ。



三重県でも立候補者の公約を見比べても、

立候補者が本当に公約を実現させようと努力するかどうかはともかく
「県を具体的にどう良くしたいのか」
がよくわからない、抽象的で当たり前的な公約が多い。

「粛々(しゅくしゅく)と」とか「しっかりと」といった、

安倍政権以降のやってる感だけ満載のごまかし政治は要らない。

「投票したい人がいない」
といって投票に行かないと、投票率が下がり、

結局組織票が25%もある自民党が当選してしまう。
選挙に行かないということは政権政党に賛同していることと同じだよ。



この30年、日本は息苦しくなった。
だから私は保守だけど自民党には投票してしない。

私は創価学会員ではないから公明党にも投票しないし
共産主義者ではないから共産党にも投票しない。

民主党政権時代の体たらくで呆れかえったから

立憲民主党や国民民主党にも投票しない。

うさん臭い日本維新の会にも投票しない。

「頼むからおかんは勘弁してくださいホンマに」
を立候補させた旧N党なんかには絶対に投票したくない。

自民党はイヤだけど野党もダメな候補者ばかり。

投票したくても消去法で切っていくと

立候補者のほとんどが「×」でホントに選択に困る。


保守も革新も多くは「無所属」隠れ蓑(みの)にするから

正体を見破るのも大変。

頼むからまともな人に立候補してほしいと思う。

 

戦前まで議員は「名誉職」とされ報酬がなかった。

議員報酬が始まったのは戦後の1947年から。

原点に立ち返って無報酬の「名誉職」にさせるのも手だよね。