ケシゴム
監督:イ・ジェハン
出演:チョン・ウソン、ソン・イェジン
(2005年/韓)
 死よりも切ない別れがある

『泣くぞ!』と気合い入れすぎたのか、号泣まではいきませんでした。

でも『ここが泣かせどころなんだろうな…』とわかっていながらも泣いてしまう(笑)


無愛想なチョルスと破れた恋に傷ついたスジン。コンビニで運命的な( ̄□ ̄;)出会いをして恋に落ちます。チョルスを家族に紹介したいスジン。人生に恐れを抱き、「責任をとりたくない」と宣うチョルス。

スジンのちからわざ(!!)で結婚。幸せな日々を送る中、家への帰り道が分からなくなってしまうスジン。

物忘れが輪をかけて激しくなり日常生活に支障が出始めた頃アルツハイマー 」と診断されてしまいます。

肉体的な死よりも先に、精神的な死が訪れる-

スジンは別れを決意しますが-?


二人の「運命的な出会い」にはちょっと引いてしまったものの、惹かれ合うようになっていく段階がとってもよかった!スジンと一緒に私もチョルスに恋してしまいました(笑)

いや~、惚れるでしょう!あれは!この作品のチョン・ウソン格好良すぎです!

はにかみ笑顔、最高!ナイスバデー!セクシー!ε=ε=ε=ε=ε=(o;´ρ`)o-3


                  チョン・ウソン

MUSA-武士-の時はそこまではまらなかったけれど。チョルスというキャラはまさにツボ。


そして、ヒロインのソン・イェジン。

冒頭シーンのメイクに少し驚きましたけど、笑顔が可愛い!仕事のできそうなワークウーマン風な格好やいかにもお嬢様~なファッションも、彼女はさらりと着こなしています。

普段なら殺意が湧くかもしれない甘えぶりも、ソン・イェジン演じるスジンなら許せる(笑)!

とにかく美男美女の物語なワケです。


後半は切ないです。幾度チョルスとスジン、周りの人の涙を見たことでしょう。

どんなに大切に思っていても記憶はどんどん消えていく。

すべてを忘れてしまうことを恐れるスジン。忘れられる事に苦しむチョルス。

ちょっとネタバレですが、一番泣いてしまったのはチョルスがスジンから「愛してる、ヨンミンさん」と語りかけられたとき。悲しそうな目で「俺もだよ」と答えたシーンでは涙が止まらず。。。。

その後のスジンの悲しみにもひきずられました・・・。


いろいろと突っ込みどころもあるのですが(笑)チョルスを演じるチョン・ウソンを見ただけでも大きな収穫でした。アンダーグラフの「遠き日」はイメージソングなだけで作中に使われているワケではないのですね(^o^;

オフィシャル では使われているのですが。もうイメージがついてしまって・・・。

しばらくは「遠き日」で消しゴムに浸ることにします(笑)



すべての記憶の中で最後まで残っているものが、あなたとの想い出でありますように-。