公開当時、とっても見たかったのに時間の都合がつかなかった作品。
母親と二人で暮らすエヴァンにはずっと入院したままで会ったことのない父親がいた。父親に会いたいと願うエヴァン。時を同じくしてエヴァンの変調に気づく母親。エヴァンの記憶は所々とぎれてしまうようになる。失った記憶の部分では何が起こったのか-。
非常に興味深い内容です。
日々、「あのとき、もしもこうしていたら・・・」と考えることは少なくありません。
不用意な一言で人を傷つけてしまったり、窮地に追い込まれてしまったり。私などはまだまだ人間ひよっこなので常にベストな選択というモノができないです。この映画では「もしも~たら」を実現できる主人公の悪戦苦闘ぶり、心の葛藤が描かれていて、夢のような能力の弱点(?)もみえます。
ほんの些細なことが変わるだけで、自分や周囲の人の人生に大きな影響をあたえるかもしれない。
誰かが幸せになって、誰かが不幸になるかもしれない。もう、神の領域?
時系列がめまぐるしく変わりますが、いや~面白かったなぁ。
主演のアシュトン・カッチャー、見始めはそうでもなかったけど見終わる頃には「格好いいかも・・・?」と思わせる不思議な魅力が。優男風(笑)
ラストが切なかったです。。。。それがエヴァンのとらざるを得ない最上の選択だったのでしょうね。