久しぶりに

最近時々顔を見せるようになった友達が来てくれた。

もう定年後の再雇用で会社には週1,2度顔をだせばいいのだそうで悠々自適の生活だ。

最近どうなのと聞かれ

まあこんな具合にやっているよと笑う。

 

ほかの友達の近況もちらほら話してくれる。

うちの中学一の秀才だった彼は

総合研究所の幹部を務め退職して職業訓練校に

行っているんだそうだ。

 

彼なら悠々自適なはずで今更職業訓練なんて不思議だ。

教えに行っているの?それとも生徒?と聞いた。

すると生徒として行っているそうで

入学希望を出した時に面接されたそうだ。

 

「彼が行くことで行きたい人間が一人行けなくなってるだろ」というとそういうことで面接を受けたらしい。

 

まただれそれの長男は働きながら勉強して

東北の国立大学の医学部に4浪して受かったという話も聞いた。

うちの息子君の4浪とは比べんものにならんなと思う。

まあ比べてもしょうがなし。

こっちが情けなくなるだけだ。

 

その彼は昔僕が勉強に頑張っているところを

足を引っ張り続けたと告白した事がある。

僕も何となくそれを感じていたが

でも本当に実力のあるやつはそんなの気にしないで

受かって行くもんだと長年の経験で知っているから

全然怒る気にもならなかった。

 

僕が受からなかったのは僕の実力がなかったからだ。

それに僕は人とは違うハンディがあった。

そうやって自分を慰めるしかなくなってしまったのも悲しいけどね。

 

実は、ハンディと戦いながら勉強するのも楽しかった。

逆説的だけどね。

ハンディがあるのにこんなに頑張っているのはすごいとほめてもらうのがうれしかったんだ。

 

交通事故に遭わなければ本来の才能でできる事もいっぱいあったろうけど残された自分の能力でどこまでできるかと努力できたのも幸運だった。

最近、そう感じている。

 

職業訓練校に行っている彼は親戚の経営する工場を手伝うために技術を身に着けたいそうだ。

財閥系の研究所のCEOまで勤め上げながらまだまだ意欲的な彼を見習わないとな。

自分を慰めてばかりいないで。