とある宗教団体の男女が
久しぶりに映画を見ませんかと
誘い店にやってきた
「皆さん元気ですか?」
そう聞かれ
「そうでもないですよ」と近況を話す
「じいちゃんは、腰椎の圧迫骨折で
動けなくなって、最近ようやく
杖なしで歩けるようになりました
息子は信じられないことに
まだ受験生です」
そう言うと、同情してくれた
そして、パンフレットを3部と
本を1冊置いていってくれた
「時間がないから読めないですよ」
そう言っているのに置いていく
まぁ、別にお金を請求されるわけじゃないから
良いのだけれど
捨てなきゃならない本がいっぱいあるのに
「この本には存在する各種の地獄の事が書いてあってよくわかるんです
こういうところに落ち込まないようにするにはどうすればいいか
これを読めば役に立ちます」と強く勧めてくれる。
「色情地獄なんかもありうますよ」と僕が落ち込まないようにと
言ってくれたが
「そんな地獄があるんですか、一回行ってみたいですね」と笑わせてあげた。
「成仏できずにこの辺を浮遊霊として漂う目に合うとその年齢の100倍
この世をさまよっていないといけないんです」と言うから
「でもいいや、僕もその辺でプラプラしてたいです」という。
大体教祖様はどうしてそんなことを知っているんだ。
いろいろな作り話をどうしてここまで信じられるのか
憐れというよりうらやましかった。
ラジオ説教もあると教えてくれた。
教祖が作ったらしい音楽も携帯でサイトにつないで
聞かせてくれた。
本は文章は読みやすくて
言っていることは宗教罹ったところを除けば
文章の勉強になる。
まあ、こういうのもありかなと
そのうちひまがあったら目を通すか。