昨年の11月20日
夜11時、店を閉めてうちの駐車場の前を通って
自宅に戻る途中車上狙いを目撃した。
カギのかかっていないうちの車のドアを
明けているのが全く知らない奴だったから
これは車上狙いだなと声をかける。
少し押し問答した後で
バイクのナンバーをしっかり覚えて
警察に通報した。
厚木警察署から電話があり
そのときの犯人が別件で捕まったという。
そうか!それはよかったなとほっとした。
しかし気になる事が一つあった。
あの時、うちの近辺で連続する車上狙いの犯人と
直接話をしたのは僕だけだそうで
操作に協力してくださいという事だった。
そこで、後日、刑事さんが訪ねてきて
A4のコピー用紙に200人ぐらいの人物の写真が
コピーされているのを見せられて
この中に犯人と思しき人物はいますかと聞かれた。
この人ですと指摘したが
果たしてそれは当たっていたかが気になったのだ。
すると意外な返事が返ってきた
ばっちりでした!ありがとうございます
あんなもんで当たるんだなあと自分の記憶に
少し誇りを感じた
と言っても僕は目元の印象を忘れなかっただけで
多くの人物の中からその目を持った
ただ一人の人物を指摘しただけだ。
目元の印象だけでかなり絞れるものだなと思った
事件のすぐあと絵の得意な刑事さんが
しばらく僕の話を聞いて
その場で似顔絵を描いていた。
あの似顔絵が役に立ったかどうかは自信がない
何せしっかり覚えていたのは
その目のあたりの雰囲気だけだから
情けないなと思いながら似顔絵作成に協力した。
でもとても絵がうまくて
もう少し年を取らせましょうと
その部分にぼかしを入れたりしわをつけたり
それだけで印象がそのようになってくるのが
なるほどなと思った。
今度小田原の裁判所で裁判するそうで
僕もお役に立ててうれしい
でも車上狙いの犯人も
どんな理由があってそんな事をしたんだろう。
そんなに悪そうな人間でもなかったな。
妹おばちゃん1号は
お兄ちゃんすごいとべた褒めしてくれた。
刑事さんになればよかったね!だそうだ。
しかし妹おばちゃん2号は
フンと言う感じで何か言いたいことあるのかなって
感じだった。