昔の人間だからと言う事なんだろうか
道具が壊れたりしても直して使えと言うのが普通で
そのたびにしばらく議論しないと
買い替えできない。
最近はそれが嫌で何かが壊れてもなかなか言い出せない
冷蔵庫の調子が悪くなってから
もう1週間ほどになる。
季節的にそんなに冷えなくてもわからなくなってきていて
よかったんだが困るのは冷凍室。
冷却が足りない。
中の物を大量に捨てる。
これはもう言わないわけにはいかないなとじいちゃんに言う。
そして冷えない証拠にと製氷皿に氷もできないよと
引き出しを開けたら氷がいっぱい
しかも、いつもできている氷よりも一回り大きくて
前より調子よくなったのかと錯覚した。
じいちゃんに冷蔵庫が壊れている証拠を示すつもりが
反対に壊れてないと信じ込まされることになる。
その日の晩
そういえばあそこをよく使っているのは息子君だ
そう思って聞きに行く。
氷を買ってきて製氷皿の引き出しに入れた?
するとビンゴだった。
仕方ないから妹おばちゃんがいる時に切り出す。
するとじいちゃん
「冷蔵庫が調子が悪いのか!
早く直さないとだめだ。
買い替えるか」と言い出した
それを聞いて僕が
「もう前からおかしくなっているのに気が付いていたけど
お父さんに言うとまた自分で治せないかと無理なこと
言い始めるので言わなかったんだ。
そういいだすのが分かっていたら
そんな心配するんじゃなかった」と言う。
実はもう一つ買ってほしいものがある。
高速回転の草刈機だ。
つい先日近くの三島神社の氏子たちが集まって
やった草刈りで回転場とハンドルを止めていたボルトが緩んで
分離してしまった。
ボルトが無くなってしまったので新しく草刈機を買いたいのだが
これこそ直して使えと言われそうで言い出せない
古い草刈機でもう買い替え時だ。
草刈機で人が死ぬことも最近ニュースになっている。
自分で買うにはちょっとここのところお金が厳しい。