黒曜石リーグで1位になった
1位だった彼女には悪いが大差をつけて
もう僕の1位は揺るがないようにしておく。
SUPERが使えるぎりぎりまで
自分の時間が許す限りXPを稼いでおく
ここまでやればもう平気だろう
1位だった彼女の名前は何というの⒥か分からない
キリル文字みたいだな
ロシアかウクライナかギリシアとか
あの辺の人らしい
でも黒曜石リーグは僕がもらった。
マリーさんはどの辺にいるかな?
次に開いた僕は驚いた
そう読むか分からないけど
1位だったアレクサンドリアが
また1位に返り咲いている。
それも簡単に追いつけないほどXPを稼いでいる
311XP も引きはなされた。
うう、もうだめだ。
でもマリーさんは相変わらず同じ所にいる。
彼女はもう立ち直れないだろう。
安心してDuolingoを閉じる
また1位の彼女を追いかけるかなと
Duolingoを開いたら
また信じられない事に
マリーさんが僕に迫って来ている。
あと30XPだ
パープルスクウェアのサングラスの
下で彼女は僕がもうすぐそこにいると
虎視眈々と見つめているだろう
綺麗な人だね
これに気が付いたからには僕も逃げない訳にはいかない。
SUPERが終わって5回しかミスできなくなったが
逃げ抜いて見せる。
という事で得意の英語でXPを稼いで行こうと思ったが
負われていると意識しているからか
簡単に間違うんだよな
HPがたちまち1になった。
とにかく1つクリアして10XP稼ぐことができた。
マリーさんの数字は動いていない。
僕の数字が動いたから
僕が逃げていることに気が付いたかな?
あと10XPは逃げておきたいんだが
彼女も簡単に動けなくなったという事は
SUPERが終わったのかな?