コロナが明けたと思ったら
また次の波が来るそうで
そう思っていたら電話
出てみると女性の声
中学校の時の同級生の○○です
ええ?○○さん!
そう思いながら「ああ、○○さん、久しぶり」
そう言って用件を聞く。
今度△△のお店でプチ同窓会をやるんだけど
来る?
ああ、同窓会のお誘いか。
やるのはお昼の時間帯だそうで
「行けるか分からないや」と僕
「他に来る人は?」と聞くと
最近フェイスブックで写真を披露してくれてる
彼も来ると言う。
「たぶん行くけど△△のお店
どこか分からない」という。
「あれ△△のお店、あなたも来た事あるわよ」
そう言われてもかなり昔の事だろう。
思い出せない。
△△さんか・・・
実は僕彼女に小学校の頃いじめられてたんだよな
なんて思い出した
まあ、あの時は交通事故にあって
はた目からも身体障碍者っぽくて
そのせいもあったか
あるいは昔からいじられキャラだったせいか
何かにつけいじられていて
小学校の頃の女の子の友達について
思い出したい記憶があまりない
まあ、障碍者だったからいじめると言うのは
少し何かなと思うけど
そして僕が事故に遭ったのは4年生の時で
彼女は5年生くらいに転校してきたから
事故に遭う前の僕のスーパーマンだった姿を
知らないわけだ。
あのまま事故に遭わなければ
抱かれたい男ナンバーワンだったかも(笑)
まあでも今はそんな事はどうでもよくなっちゃったから
また会ってみたいんだけど。
もっとも昔のことを引きずって来られると
困るのは僕の方かもしれない。
△△さんの事とは別に
あの時なぜあんなことをやっちゃったかなとか
もっと気遣ってやればよかったなんて記憶が
一杯あるんだから。
数日前に○○さんのことを
何かのきっかけでひょいっと思い出していた
それがこの電話で実現するとは
こういう事ってよくあるんだな。
不思議だ。
でも声が
記憶にある彼女の声に少し年季が入っているなと
寂しかった。