じいちゃんと2人でやってる駄菓子屋で、

うちによく来る女の子たちが

白オジ黒オジと言っているのに

気がついた。


なるほど、僕とじいちゃんのことか。

じいちゃんの髪の毛は真っ白で

僕の髪の毛は真っ黒


そうか。じいちゃんの毛は真っ白だよな。

だけど実は僕も真っ白なんだよ。

そう種明かしをしてあげる

髪の毛を染めているんだと。


そして生え際を見せて

新しく生えてきたところは白いでしょと

衝撃の種明かしだったかも


いつになったら髪の毛染めるの止めるかな

なんて考える事もあるけど

これはまだしばらくやめられないなと

思ったな。


二人とも白オジになっちゃって

話題にする時不便だろ


幼い頃、東京の巣鴨に住んでいた。

じいちゃんはその頃三洋電気で

その社宅の近くに爺さん婆さんと

みんなに呼ばれていた

駄菓子屋があったよな


さしずめうちは

じいさん、じいさんだ。笑

3歳か4歳の頃だよな

まさかあの頃へ僕が駄菓子屋をやるなんて

夢にも思っていなかっただろうなぁ


でも、子供たちに聞くと

お菓子に囲まれた生活は

とてもうらやましいみたいだから

夢観てたかもしれないな。