じいちゃんと店番を後退して休んでいると
玄関のブザーがなった。
開けてみるとしっかりした身なりの女性
若くもないが年寄でもない
うちになんの用事だろう
するとガン保険の勧誘だった。
僕は「既にA社のがん保険に入ってますよ」
と断ったが
「お話だけでも聞いてもらえませんか」
そう言うので聞いてあげる
しかし・・・だ。
保険の見直しはすごく苦痛だったのを
思い出した
「見直しはしないと思いますよ」と
最初に断る。
「それでもいいですから
とにかくお話だけでも聞いてください」
見直しはしないのに
お話を聞くことが無意味な事に
また今回も気づくのが遅れた
どうしてこういうの
即座に断れないかな?
つい1週間ほど前にも
朝日新聞の勧誘に引っかかって
3ヶ月取ってあげる事になった。
ばーちゃんが死んで
読売断ったばかりなのに
「日経1紙で十分で日経もやめたいと思ってたのに
どうして朝日を取るんだよ」と
じいちゃんに叱られた。
確かに読むのがきつい
3ヶ月で1万3千円か
決して安くはない
でも僕が読める記事は
日経より朝日の方が多いけど
こういうのに入り込まれると
うちの中でがみがみ言われるのがたまらない
保険の見直しも
たぶんそれを知られたら妹おばちゃんが
「暇じゃないのによくそんなことをするね」と
口やかましく行ってくるのが目に見えてるんだ。