なんか昨日から調子がおかしいんだ

そう言って僕に話して来た。

 

血圧の下が100くらいになって

脈拍も100以上だ

尿が大量に出たという。

今日は連休の中休みだ。

明日から長い連休に入る。

じいちゃんにそのことを言い行くなら今日だと

医者に行くことを勧める。

 

じいちゃんは

かかりつけのヤマトの病院に電話を入れる。

大和市の病院は

先生がいないからと断られた。

11日に先生が来るからと。

 

年齢から考えると

もうそういう事があっても不思議ではないと

いう事で

おまけの人生みたいなものだから

栄養のあるものを飲んで水分を切らさないように

気を付けてくれと言うことだ。

そしてとりあえず近所の医者に診てもらう事を勧められた。

 

栄養のある飲み物って

だんなものかなと言われ

ポカリスエットでいいんじゃないと言うと

店から栄養のある飲み物を持ってきてくれ

と言うので持ってきてやる。

 

妹オバちゃんにも伝えておく

一緒に行ってやってくれと言う。

 

近所のかかりつけ医院では

精密検査するからちょっと時間がかかるって

妹おばちゃんが連絡をくれる。

 

夕方帰って来て

妹おばちゃんが僕に話してくれたところでは

肺の辺りに少し影があるという事だった。

しかしそれはもうじいちゃんの年齢では

格別異常と言う事でもないのだそうだ。

 

じいちゃんは甲状腺がんを宣告されてから

15年たっている。

 

じいちゃんの体調は次の日には回復し

今度はその不調が僕に移って来た。

これで僕の黄金週間は台無しになる。

 

じいちゃんは

歯医者でもらった抗生物質を僕に飲ませようとするから

必死に断っている。