朝、ネズミが2匹張り付いていたのは

確認した

 

ところが、昼また確認してみると

先に張り付いていた2匹の横に

ゴミのような黒い汚れがついているのに

気が付いた。

 

ゴミであるはずがないな

そう思って近づいて目を凝らしてみると

親ネズミの半分ぐらいの大きさの

これまたネズミが貼り付いていた。

 

子ネズミか?

お父さんとお母さんが

帰ってこないのを心配して

様子を見に来たところ

自分も罠に捕まってしまったらしい

 

なんてのは勝手な作り話だけど

この2匹にはすでに子供がいたらしい。

 

罠をそのままにしておいたけど

小学生の下校時間が過ぎて

遊びに来た小学生で

店の中がごった返すようになって

ネズミの張り付いた罠に

誰か気が付くんじゃないかと

心配になった。

 

ネズミに食われた商品なんて

見たらすぐわかるし

それぞれは包装もしっかりしているので

商品の品質に対する懸念はないが

ネズミが罠に3匹も張り付いていたと

子供に見られることがマイナスイメージだ。

 

早く捨てておくんだった。

そこで近くの子供がレジの方に行って

会計をするようになったところで

さっと近づいてネズミの張り付いた方の

粘着式ネズミ捕りを

パタンと閉じて取り出す。  

 

ネズミの尻尾がもう片方の粘着式ネズミ捕りの

上に乗っかっていたが

そんなに強く張り付いてなかったのでよかった。

 

じいちゃんは「まだいるだろう」と言っている。

そこで新しい粘着式ネズミ捕りを

置いておくことにする。

 

ネズミとの戦いはしばらく続くのかな