南毛利スポーツセンターへのジュース補充のお仕事が

スポ―ツセンター開所以来やらせてもらったが

ついに来年3月で終わる。

何時頃からだったろう

 

僕が大学生だったころから

嫌もっと前からだった。

うちに働きに来ていた叔母さんが

せっせとやってくれてたからね。

父親が開拓した仕事で

あの頃は県立だったね。

 

それが神奈川でゆめ国体をやる年に

厚木市に移管され

移管と同時に大手飲料メーカーに

引き取られることが勝手に決まっていた。

せっせと税金納めている小売業の

首を絞めるような事するのかと運動して

納入業者の中に加えて

もらえることになった。

 

多国籍飲料メーカーの営業の彼は

「もう上で決まった事なので覆らないですよ」と

言っていたけど

それをひっくり返したので

驚いていたのはいい思い出だ。

 

それから24年もたったのか

うちもしぶとく生き残ったけど

もうこのへんで潮時かもと思う

社会情勢の変化があった

それが自販機のICカード利用

これはうちには対応できない

 

中国韓国は現金のやり取りが無くなって来て

カード決済でいろいろ便利になったという。

日本はその点が遅れていると社会問題になった

僕も中国韓国に引き離されるのは由々しい問題だと思う。

 

この前納入業者に対する通知書が来て

その中にICカード利用できる自動販売機の

導入はできるかという項目があった。

もうここでまた居座るために運動するというのは

僕のポリシーに合わない

社会の変化さおを指すような事はできないので

「もしスポーツセンターの方でICカード対応自販機を

希望するのであればうちはもう対応するのは不可能なので

次に入る業者さんへの移行に協力します」と

書いておいた。

 

自販機を置かせてもらうのに必要な設置料

これも大きな負担だった

売上の21%も持って行かれるんだ。

純利益の21%ならまだわかる

売上の21%なら利益の出ない状態でも

21%取られるわけだ。

 

そして自販機はお客さんから消費税を取れないので

その分の8%もうちの負担だ。

29%取られてもせっせと補充して

計算してみてびっくりしたのが

ペットボトル1本に着き2円しか儲かっていなかったこと。

問屋さんがうちは計算すると2円しか儲かっていないのよと

言っていたが、まさかうちもそうだとは思わなかった。

 

そして納入金の割合を引き上げてくれないかという打診まで

あった。

無論断ったけれどもしかしたら施設側の気に障ったかも

 

これはここのスポーツセンターだけの話ではなくて

卸してくれている問屋さんに聞くと

35%とか40%の上納金もあるというからついて行けない。

公務員は民間業者がひいひい言っても

絞れるところから絞るんだね。

 

まあ、それくらいの如才が無ければ

日本の運営を任せられないような気もするから

仕方ないね。