蜂に飢えてあるミカンの木の葉がかなり虫喰いだ。
青虫がいるんだなと見てみるとたくさんいる。
でも放って置いてやる事にした。
うちの窓の外によくひらひら飛んでくる
アゲハチョウ
見ていると心が和むのは僕だけではない
しかし外に出ると
ミカンの幼木に5匹はいたアゲハチョウの幼虫が
1匹になっていた。
父親に「見つけて駆除しちゃった?」と聞く。
「知らない」という。
母親にも聞いた。
すると「ミカンの木なんかない」と言いだした。
榊だと思っていたらしい。
僕が「葉っぱ虫に食われて
針みたいになっている木だよ」と言うと気が付いた。
しかし駆除していないという。
もう一度よく見るともう1匹いた。
残りの幼虫はどうしちゃったのかな?と思いながら店に行く。
見ていてホッとするのに
幼虫がグロいから駆除するなんて
もってのほかだ。
畑をやってる時はニンジンの葉っぱが好物で
黙って見ていられなかったけどね。
店のドアを開こうとすると
僕の回りをアゲハチョウが飛んできた。
僕が開けようとするドアに何度も体当たりして
一緒に入ろうとしているから
それは困るのでしばらくドアを開けられなかった。
それから暑くて体を休めようとしているのか
入口のドアのそばの地べたにへたり込んで飛ぼうとしない。
手を近付けてもそのまま動かない。
息を強く吹きかけてやるとやっと近くのフェンスに場所を変えた。
まあ、アゲハチョウにそんな意思があるとは
思わないけど
会話が出来たら楽しいね。