夏季講習を休んで

息子くん。
このクソ暑いのに
ペットボトルとアルミ缶とスチール缶を
分別している父親のもとに来る。
何か言いたいことがあるのか？

聞いてみると
今度友達と一緒に
サッカーの試合見に行っていいかと
言うことだった

チケット代が普通ではない
20,000円だって
ダフ屋から定額で買うそうだ。

どうしてそれが定額
だってわかるんだろう

修学旅行に行けなかったんだから
サッカー試合の観戦に
行かせてくれよと言うことだそうだ

不登校で
行くかどうかなんて
わからなかったくせに
と言うことは置いといて
予備校の夏季講習に当たらなければ
行ってもいいよ
ぶつかったら絶対だめと言うことにした

しばらくしてまた戻ってきた息子くん
いいにくそうに講習にぶつかったと言う
でもTAに補講してもらうから
いいでしょう？と言ってきた

TAってなんだろう？
Teaching asistantの略称かと気付く
ぶつかったら絶対駄目と言ったろ！

すると息子くん、物に当たり散らしはじめた。
悪い癖がついちゃったな。

ばーちゃんがどうしたの？って聞いてきた
そこで訳を話す。
二つ返事で行かせてやりなよ。
ばーちゃんの言葉が終わるや直ぐに

じゃあ行っていいよ。
その代わり休んだところは
しっかりTAと打合せして
聞いておくこと
受講した時以上に得意になる様
理解しておくこと
そうしてくれよ、ということにした。

後から後から
もっと条件つけておくんだったと
いう思いが湧いてくる。
あとでそれとなく
追加しておこう。