僕がリサイクル工場に持って行くアルミ缶
それをどうやって処理するかを見せてくれる
面白い動画があった。
たくさんのアルミ缶を溝に落とし込んで
縦横上下の壁が迫って来て押しつぶして
さいころの形のアルミの塊になる
精錬所で回りについている
塗装やフィルムを燃やして
アルミの板にするんだね
あの一つのさいころはいくらするの?
動画撮影者が工場の人に聞いたら
「うん十万円の後半です」と言っていた。
僕が軽トラの荷台にいっぱい積んで
持って行っても
せいぜい30cmのブロック1個くらいに
押しつぶされて
もらえるのはその20分の1くらいかな。
いつかもっと正確に計算したい。
ところでアルミ缶についている
ジュースを飲むときに押し込むプルタップ
あれ切り離すと引き取ってくれないそう
圧し潰してブロックにするときに
くっつかないからだろう
それはグリップボトル缶の蓋も同じことだと思う
リサイクル工場はアルミ缶を押しつぶして
さいころの形にして運搬する。
そこにまとめられなければ単なるゴミなわけだ
じいちゃんはアルミ缶を延べ棒の様にトンカチで叩いて
ぺらぺらにするのが趣味だった。
そうすれば確かに体積が減り軽トラで運搬できる量も増える。
しかしこの前そのアルミ缶を持って行ったら
工場の人に「ここまで押しつぶさないで」と言われた。
機械でプレスするときにそれぞれの缶に隙間があるから
缶同士がしっかり噛んでブロックにする事ができるけれども
ここまで潰されると金属が入り込んで噛みあう隙間が無くなって
くっつかないんだそうだ。
だから持って行く缶は1回ぐしゃっと潰して
それ以上潰さない。
じいちゃんにも固く注意して置いた。
しかし、僕に注意されたのが原因かどうか
グリップボトルの蓋を外して蓋を潰し始めた。
自分ではいいことをしているつもりなんだろうが
とんでもない
リサイクルには甘く潰したアルミ缶を
一気にプレスしてその空間に別の缶を噛ませて
塊にしないといけないのに
ボトルと蓋を切り離してしまうだけでも余計な事なのに
蓋を一枚の金属の板にしてしまうなんて
僕はこの前注意受けているのに
そんなアルミ缶の蓋を持って行く勇気がない。
どうして言ってることが分からないんだ。
馬鹿かと思われるに決まってる。