小学校の家庭家調理実習の

食材の納入がやっと終わった

請求書を渡すと

事務職員さんが渋い顔

 

請求書の金額が3万円を超えると

相みつを取る必要があるという。

だからそういう時は

請求書を2枚に分けてほしいという。

 

やっと小学校関係の仕事が終わったと

思ったらまだ 終わっていなかったという事だ。

 

家に戻ってまた請求書を作る。

 

しかし問題発生

 

日付ごとに持って行った商品の納品書と

商品の種類ごとに分けそれらを合わせた金額の請求書

一つのことを別の観点で表にしただけだから

両者金額が一致しなければおかしいが

何度やっても80円の差額が出る。

 

ばーちゃんが「見せてみな」と言うから

プリントアウトした。

 

やってくれるかなと渡して見ると

「もう計算する気にならない」と言いだした。

最初からやるなんて言うなよとムッとする。

 

「息子くんにやらせてみるか」

そういうとばあちゃんも「そうしろ」と言う

 

でも息子くんがそんなのやってくれるかなと思ったら

持って行く気も失せた。

 

試しにもう一度自分でやってみる

また結果は同じ

 

もう学校の事務職員さんに正直に言うしかない

たった80円の違いだから許してくれるかな

 

でもこんな小学校の足し算の問題で

小学校の事務員さんに白旗を上げるのは情けない

どこかで同じ間違いから抜け出せなくなっているだけだ。

 

息子くんが部屋にやって来た。

何なのかな?と思った。

何か頼みごとがあるらしい。

聞いて見ると「パソコンデスクを買ってくれ」と言う。

 

昇降機付きのデスクだがそれがまた安くない

しかし、ちょうどよかったから

「この表の金額が一緒になるはずなんだけど

どうしても80円違うんだ。

その原因を突き止めたら買ってもいい」

 

そう言うとしばらく眺めてクスクスし出す

「分かった」と言うのでその理由を聞くと

「新じゃがの値段を一ケ所書き間違えてる」という事だった。

 

まあそんな事だとは思ったが

どうして自分で見つけられなかったんだろう

トホホだな。