昨日息子くん面談の時間に姿を現さなかったようで、
先生からどうされましたか?と言うメールが来ていた。
あそこまで行くバスがない時間帯かもしれないので
早めに出ろよと言ったのに
僕のいう事を聞かないからだ。
送って行く車中で
レベルの高い高校で勉強が遅れてしまったこの話で
悪い成績で進級させてもらえないんじゃないかと
戦々恐々としていたある親子の話を参考に聞かせる。
返ってきた成績は驚くほど普通の成績で
レベルの高い高校はそうでない高校に比べて
ハイレベルの学習をしているのだから
成績が悪いとそのまま悪い評価にしてしまうと
他の高校に比べて不利になってしまうから
それほど成績の付け方は厳しくないということだ。
そうだとしたらこのまま今の高校を続けて行った方が
はるかに楽だ。
「先生が助け舟を出してくれたら
できるだけそれに乗る様にしてくれよ」
と言った。
少し遅れて先生と面談をして
その時の様子を先生が報告してくれた。
『本人と面談しました。 本人の意見は以下の通りでした。
・学校の勉強にはついていけない。
・塾でやった方が効率がいい。
・塾では中学時代に高校受験勉強をした良い友人がいる。
やはり、高校で勉強スポーツにとうまくいかなかったことが とても、
心にもやもやとして残っているようで、 泣き出してしまうこともありました。
私としては、高校3年まできたこのタイミングで 転校するのは得策ではないこと、
例えば、6月の実力テストまでは生活リズムを正して 学習に臨んで、
それでもだめなら転出を考えてよいのでは ないかと、伝えました。』
僕も息子くんと話をしてみる。
それから先生に返事を書く。
『いろいろと息子が普通じゃないことを言いだしてご面倒をおかけして
申し訳ありません。 本厚木駅に送って行く車中で話をしましたが、
息子は前回の模擬試験が思いのほか点数が取れなかったのが
相当ショックだったようです。物理化学も予備校の授業を受け始め、
試験を受ける前は、「もしいい点とったら○○を買ってくれよ」
と言っていたのですが、歯が立たなかったようでした。
帰って来たので私も先生の仰ることを息子と二人で考えてみたのですが
あまり煮え切らない様子で、禁じ手ですが
「いままで以上に休みがちになってもいいから学校の転校なんて
考えないでこのままいけば」と言っても、「それじゃ、中途半端じゃん」
と言う返事が返ってきました。
みんな入試に向けて集中しているこの時期に情けないやらなんとやらです。
もう1度説得に努めることは勿論です。
勉学をする意欲はあることはわかるのですが、大事な青春の時期を
不登校で無駄にしてしまうのが心配でしょうがありません。』
今日も登校はしないで自分で勉強している。
もう一度先生との話はどうだったのか息子くんに聞いてみないといけない。