所有賃貸マンションの換気扇
16万円の請求が来た。
うちもこれをそのまま払えない。
そこで一括借り上げしている
不動産会社の管理に電話を掛ける。
「出て来た彼は今回は僕の担当じゃなくて
親会社の彼が担当してます」と言う事だった。
「僕は換気扇の工事で高すぎるんじゃないの?」
そう言うと
彼も「今回は配線が悪いわけじゃなく
大がかりな工事も不要で、ちょっと高いかなと
思いました」と言って
彼に連絡してつかまり次第電話させるようにします」
と答えてくれた
次の日の朝電話がある。
僕は機械の型番が欲しいという。
すると「機械の説明書と施工完了写真は
郵便受けに投函しておきました」ということだった。
16万の請求金額について
苦情を入れて「もっと安くならないの?」と聞いてみる。
若干安くできるがそれも若干だそうだ。
「それにもう工事は完了してしまいましたし」
彼はとうとうと話していて
こっちに反論のすきを与えたくないみたいだった。
かなり若い人だな。
うちの別のマンションであったことを話す。
管理会社は別の会社だった。
浴室乾燥機の付け替え工事だったが
やはりメーカーの定価をそのままを請求して来た。
14万円だった。
なぜそんなにかかるのかとじいちゃんはが鳴り始め
ひと騒動だ。
たまたま入っていた新聞チラシを見てみたら
住宅設備の会社が折り込みチラシを入れていた。
まったく同じ型番の機械が2万5千円だ。
工事の説明に来た彼にそのチラシを見せてみた。
無論その額で取り付けてもらえるはずがないことは
こっちもわかっている。
工賃と管理会社の手数料が入るだろう。
それはそれで構わない。
それにしても12万の開きがあるのは大きすぎる
すると管理会社の彼は気の毒なほど狼狽していた。
そのチラシの写真を携帯に何枚も取っていた。
「今回は請求通り払うよ」ということにしてあげた。
「うちは建物の管理が本業でそういうところで儲けるわけじゃないので
安くで機械の交換ができるならばそちらで手配してください」
そう言う事になった。
これに対しては換気扇の彼は何とも答えてくれなかったが
厄介な大家さんだなと思ったかもだ。
でもこっちがメーカーから高く買えば管理会社は
メーカーからリベートとかもらえるんだろ。
たしかにそれだけの仕事とも言えるから言われた金額を
素直に払ってやりたい。
しかしこっちも火の車だよね。
安くでやってくれる設備会社に連絡を取ってそちらに
頼めるか検討する事になった。
「同じ部屋で設備の交換が何回か続いたから
居住者さんの使い方に問題はないですか?」とも聞いてみた。
しかし長くうちのマンションに入ってくれている方だということで
その疑いも晴れた。
だんだん経年劣化していくとこれからこんな事が増えるな。
頭が痛い。