もうかなり古い液晶テレビアクオスが火花を出して壊れた。
ヤマダ電機の安心保障に年会費払っているからと
ばーちゃんが思い出して僕が手続きしてやる。
朝ヤマダ電機修理センターの人が℡してきた。
2006年製のテレビでもう修理部品の保管期限も切れていて
修理できるかわからないという。
仮に修理できなくても合計4000円の出張費と診断料がかかると
修理の人は最後に付け加えた。
僕は受話器を塞いで確認する。
しかし、じーちゃんは修理に来てもらえと言う。
4000円ぐらいいいじゃんかと。
僕はそこまで言うのならもうそれでいいやと申し込んだ。
しかし運よく部品になるものが見つかって
修理に来てもらえることになっても
それから部品が来るまでに何日か掛かる。
修理したところでかなり古いテレビだから
今後別の故障が起きるかもしれない。
部品代だってちゃんと取られるだろう。
これは明らかに買い替えた方がいい。
もう一度説明して
「修理はキャンセルするよ」と言う。
すると「どうしてキャンセルなんかするんだ」とじいちゃんが喚きだす。
これはもうそうするしかないかと思う。
しかしまてよと思う
部品が無くて治らなくても出張費と診断量で4000円かかる。
修理を検討しないで新しいテレビを買えば4000円浮くわけだ。
4000円値引きしてもらったのと同じ
じいちゃんにそう言ってみる。
そしてじいちゃんが4000円で済むなら良いじゃんと言うのに対して
「小さいころからいつも俺に対して10円稼ぐのに
どれだけ努力しなきゃいけないと思っているんだと言ってきたろ」
ということを引き合いに出して
「10円でそうなら4000円はどうなんだよ」と言ってやる。
ここまで言ってようやくじいちゃんが新しいテレビを買うと言い始めた。。
早速キャンセルの電話を入れる。
「テレビの型番が古くて、修理部品も保管期限が過ぎている。
修理できなくても出張費と診断料がかかるという事で
それなら新しいテレビを買った方がいいとおじいちゃんを
説得しまして」とその理由を話しておく。
店番をしていると
お目付け役のオジサンがやって来て
僕に「今日は午前中からどんな仕事やった?」と聞いて来る。
頑固な父親の説得にかなり時間を使った事なんか
どうやって説明したらいいかわからなかったよ。
あと一つマンションの換気扇の交換に16万も吹っ掛けて来た
業者にどのような対策を講じるかを父親と話し合ったんだけど
それだけやったら午前中はつぶれたね。