11時過ぎにお寿司屋さんの中居さんの電話
こんな時間に電話をよこすというのは
急いで持って行ってやった方がいいのかも?
そう思って急いで持って行く。
お客さんが来ていて店の正面から引き返す
裏口から入れってことだな
裏口から店内に入り冷蔵庫に納品する。
すると帰り際社長の板前さんから
「お客さんのいる時の納品は止めてください」
なんだ、そうだったのか!と思う。
気を利かせて早く持ってきたのに。
それなら配達希望時間を言っておいてくれ
そう言いたいのをこらえて
「あ、はい。すみません」
酒のケースには菊正宗
最近取ってくれてないのにこんなにある
空ビンを引き取っているけど
整理ケースが足りなくなるのは
ほかから取っているんだねと
少しがっかり
午前中検査に連れて行ってやった
シンママのお友達
帰りに迎えに行ってやらなきゃ帰れない
しかしマンション管理会社の
話を聞く予定があったのを忘れていた
金利引き下げの交換条件として
銀行紹介の会社のPRを聞くことになっている。
単なる管理委託を
会社が借りて家賃を払ってくれる
サブリースにしませんか?って
「大事な話だから
お兄ちゃんは出掛けちゃだめだよ
彼女にはタクシーを呼んでもらいな」
妹おばちゃんが言って来る
だけど
そんなことでタクシーを呼んだりしたら
シンママの彼女には痛い出費
大急ぎで迎えに行く。
昼食を一緒に食べようと言った約束はキャンセルに。
すると、楽しみにしていてくれたみたいで
「さっきは行くって言ったじゃない!」
そこで妹おばちゃんが
「今日は事情が事情だから
タクシーを呼んでもらえ!」と言ったことを話す
すると「そうかそれでも来てくれたんだ」
事情を知った彼女の態度が
優しくなったので一安心
「お寿司屋さんの配達が早くに行く必要がないって
わかっていれば時間を作れたんだけど」
「何やるにしてもあっちからつつかれ
こっちからつつかれして
本当にこの所大変なんだ」とつぶやく
家に帰ると不動産管理会社の人と
それを紹介してくれた銀行マンが
すぐにやって来た。
面倒な管理が丸投げできる。
僕もじいちゃんもそちらに傾きかけていた。
しかし彼らが帰った後妹おばちゃんが反対しだした
現在の管理会社とどう違うか
サブリース料はどうか
じいちゃんも今月送られてきた支払い明細を見る。
サブリース料は明らかに低い
今回は見送ろうという彼女の意見が効いて
丁寧に断ることにした。