スポーツセンターのジュースを仕入れに行く

お目当てのマッチがあった。

エネルゲンは明日入るとのこと

 

会計を済ませるため事務所に行く。

社長のお母さんに

「笹兆さん最近ちょっと痩せたでしょ」

うれしい事を言ってもらう

しかしその自覚はないし

多分事実でもない

 

「いやあ最近よくパンを食べているから

太ってるんじゃないかな

食パンにピーナッツクリームを塗って食べるのが

好きになっちゃって」

 

そう言う話をしていると

 

「丁度良かった

今これをうちで売ってるんだけど一つ買って行ってくれない?」

持ってきたのはピーナッツの粉だった

 

「これご飯やサラダなんかに掛けて食べると

おいしいの」

 

卸問屋さんでありながら

新型コロナのせいで在庫が掃けないで困っている

期限が切れそうになったものを

何とかしようと駐車場に並べて売っている。

 

いやあピーナッツクリームなんて言ってると

こういう事になっちゃうのかな

弱っちゃったが付き合いだから一つ買ってあげる。

 

「でも笹兆さんそんなに太ってるようには見えないですよ」

と社長のお母さんは言う。

 

「そう言ってもらうとうれしいですけど」と苦笑していると

 

後ろの事務で働いてるパートの奥さんも

「そうですよねえそんなに太ってるようには感じられませんね」

というから

奥さんに

「ピーナッツ買ってあげたからそんな事言ってくれるんでしょ?」と冗談で言うと

向かいの会計のおばちゃんが思わず笑っていた

 

「今日は現金で買いに来てくれたのは笹兆さんだけですよ」

と言う事で新型コロナのせいで本当に世界が変わってしまった。