持続化給付金手続きを

妹おばちゃんは会場でやったという

担当の人が手取り足取り教えてくれて

全て手続きを終え

給付金を振り込んでもらっている

 

うちは無理だろと勝手に思い込んでしまった。

父親の収入は

店の売り上げは減ったが

不動産収入はそれほど減ったわけじゃない

 

しかしよく考えて見れば

不動産収入はほとんどが

銀行への返済で消えてしまい

店の売り上げがどん底状態というのは

普通に困る

 

新型コロナで影響を受けるのは

不動産の無い人達と変わらない

そこを手当てするのが持続化給付金で

もらえないのはしょうがないじゃなくて

もらわないといけない

 

上の妹おばちゃんが

「お兄ちゃんしっかりしなよ

私でもできたんだから」と

励ましてくれたのは助かった。

 

それに引き換え下の妹おばちゃん

こっちが時間間際で焦っているのに

火に油注ぐような事ばかり言ってくれて

同じ妹でもどうしてこう違うんだって

思ったよ。

 

下の妹おばちゃんも

心配なのはわかる

でも余計な事ばかり言うんだ。

「手続き終わったの?

もう5時過ぎちゃったよ!」

 

「ほとんどできてる

あと少し」

もう説明するのが面倒だった。

 

5時?

締め切りは7時だろ?

そんな事言われると

力が抜けるよ、まったく。

 

店の仕事息子くんのお迎え

みんなやって何とか締め切り前に

終わらせようと思ってるんだから

7時締切と思っているのが

2時間も減れされたらもうアウト

 

店の仕事を切り上げて

大急ぎで確認に行く

 

よかった、7時だった。

でもこれで10分ロス

 

もう憤りしか感じなかったね

 

おまけに電子申請なのに

遠くからやって来た雷だ。

東京の方角で光っていたが

だんだん近づいてくる。

 

もう落ち着いてパソコンに向かう事は

できなかった。

落雷でパソコンが壊れたらお手上げだ

どうしてこんな時にこんな事になるんだろ?

 

もう考える精神状態じゃなくなった。

税理士事務所の事務員さんから

送られて来たデーターを

最後はえーいここに入れちゃえって言う感じで

入れちゃって送信。

 

締め切り間際の6時20分だ。

 

多分ここが違いますって言うメールが来るだろうが

一応締め切り前に送信しておいて

あとで足りない分を追完すればいいよ。