7月に入ってやっと学校へ行けると思ってた

しかし37度熱がある人は登校させないでください

そういう決まりに阻まれて登校できていない

一昨日昨日ト2日間も無駄にした

今日はどうだろう

熱を測ってもらうと37度

これじゃ今日もいけないね

 

せっかく桐蔭高校の東大京大医学部進学コースに

入れてもらって

さあこれから頑張ろうという時に

出鼻をくじかれちゃった。

 

「今日も37度以上で学校へ行けない」

そう言うと「じいちゃんが医者へ連れて行け!」と言い出した

そして気が付くとどこかに電話している。

どこに電話しているの?とばーちゃんに聞くと

南毛利内科だって。

 

なんで勝手にそんな事するんだよー

 

ほかはぴんぴんしてるのに

医者なんか行きたくないなと思う。

 

息子くんに医者に行く事を言うと

「勉強してるのに」と浮かない表情。

 

「でもじいちゃん電話しちゃったよ、

だから早く支度しろ!」と

 

病院で受付の看護婦さんに事情を話す。

するとこの紙に症状を記入してください。

そしてそこの椅子でお待ちくださいと

外の椅子を案内された。

 

病院はいつものように院内の待合室を使わず

病院の外に椅子を並べて密にならないように

していた。

 

外の椅子に座って息子くんの症状を記入する

さっきの看護婦さんがやって来て息子くんの状態を聞いてくれる。

 

「37度っていうのは低すぎますね。

普通37度5分から発熱っていうんですけどね」

と看護婦さんは言っていた。

 

するとしばらくして内山先生が診察に来てくれた。

あのダイヤモンドプリンセスにも召集された

先生だ

 

「学校も勘違いしてるんだよね

37.度5分から発熱って考えるんだよね。

 

あ、そう。学校は37度なんだ。

今の時期の熱さじゃ

ちょっと熱がこもればすぐ37度になっちゃう

 

だったら37度2分の時は36度9分って書いちゃえ

いいから。」

そう言って戻って行った。

 

じいちゃんが勝手に予約を入れて余計なことをしてくれたなと思ったけど

結局この言葉を聞くことができて助かったな

息子くんとそう言いながら帰って来た。

 

僕が息子くんを学校に行かせようと

やっていたことも間違ってはいなかった