「社会は返って来たか?」
「悪かった」という返事がなされるかもしれないと
覚悟を決める。
なかなか言い出さないから
「普通か?」と聞く
悪い点の時は普通とは答えない。
だから普通と言えば安心できる
するとチビは「92点」と答えた。
92なら何とか首の皮が繋がった。
これで期末がしくじらなかったら
5に返り咲けるだろう
何を間違えた?と見せてもらう
おや?何なのこれ
「お前、自衛隊の字の書き方わからなかったのか?
どうして自衛体なんて書くんだ」
するとチビは「分かっていたんだけど書いてしまった」
そう答える。
そうだよな。自衛隊が書けないはずがない
「でもどうして思っていたのと別なこと書いちゃったんだ
自分でどぶに捨てたようなもんだよ」
「みんな出来てこれ百点かもしれないなんて感じて
上がっちゃった?」と聞くと違うって言ってた。
その昔僕にも似たようなことがあったような気がする。
だけどこんなことやっている様じゃ先が思いやられる。
この2点が合否の分かれ目だったらどうするんだ。
あと民主的に定められた法律に
行政府が拘束されることをなんというか
という問題が「法の支配」とわかっていなかった。
それから財閥解体により財閥は解体され
もう現在は財閥は無いと僕は教えたけど
それが間違いだったみたいで正解できなかった問題があった
企業グループとしては残っていると思うけど
財閥っていうのかな。
それとも僕が知らない常識なのかな?
でも僕が中学生の時は
法の支配なんて知らなかったからね