今日は2回起こしに来たヨ
じいちゃんはうれしそうだ。
起こしに来るのは猫
最初どんな事かわからなかったけど
ある時アカヤ猫を僕の部屋で寝かせていた時に
夜中に僕の上に乗って
甘く爪を立てて
僕を起こしに来たので分かった
外に出たいとき、こうやって起こしに来るんだ
そうやって起こしに来る事が2度3度
明日から僕は入院
マンションの垣根のコノテガシワの木が
大きくなる前に切らないといけない
鼠経ヘルニア(脱腸)の手術の後
暫く 重い荷物は持たないでくれと言われているから
待ったなし
チェーンソーを持って僕より20cmくらい高い所で
10本の太い幹を切って来た
後始末が大変だけど
隣の住宅のオジサンに「こんにちは」と声を掛けて
暫く雑談
すると話の中で
「3~4ヶ月前にこの辺りにいた猫が
みんないなくなっちゃったんだ」
それを聞いた僕
うちの猫がその頃不審な死に方をしたことを思いだす
クロヤはその頃一緒に駆除する誰かに
毒殺されたのかもしれない
2階の手すりの上で寝てしまい
何度か階段の下まで落ちている
それでもぴんぴんしていた猫が
やたらな事で死ぬはずがない
悲しい出来事だったな
「この辺にちょろちょろしている猫
子猫だったら1匹欲しいんですがね」と僕が言う
でもちょっと大きくなるともう野良猫の性質が染みついちゃうから
家猫にはなれない
アカヤとクロヤがうちに来たのは
運よくママ猫がうちの庭の草藪で
子育てしていたからだ。