そうだ!天野博物館へ行こう。

天野博物館へびりー君と一緒に行ってくれるなんてのは

ルイスしかいないと思っていたそうです。

それももう時間切れで諦めていたという事ですが

それがロッシと二人で行けることになるなんて

ペルー最後の日の贈り物としてはなんという幸運だろう

とうれしくってたまらなかったそうです。

 

びりー君は二日ほど前から天野博物館の話しを

ルイスにしていたそうですが

なんとなくルイスが乗り気でないような気がして

もう話すことはやめていたということでした。

どうやら、彼はそれを最後のサプライズで

取っておいてくれたのだとびりー君は楽しそうに

言っていました。

 

びりー君はどうもルイスの掌の上で踊らされていたようです

 

ルイスはロッシを呼び止め何かの説明を始めました。

多分、びりー君がどこへ行きたがっているとか、帰りの飛行機の時間とか、

そういったものを彼女に教えていたのでしょう。

彼女はルイスの話しにところどころ質問を交えながら、

真剣に聞き入っていたそうです。

 

そして、大急ぎで家に引き返し支度をしたそうです。

もうこの家に戻って来ることもありません。

ロッシもびりー君が泊まっていた部屋を興味深げに見に来たそうです。

びりー君は二人並んで立っているとロッシが自分に沿うように

頭を預けてくれるのを感じて胸がきゅんとなったそうです。