餌を食べたクロヤは
部屋に戻ろうとする僕の前に出て
クルっと進路を玄関の方へ変える
外に出してくれの合図
仕方ないから後からついて行って
ぱぁっと明るい光の世界へ開放してやる
入違いに赤い猫が
ドアが開くのを待ってましたと言いながら
入って来る
餌のお皿めがけて一目散
クロヤの残りじゃダメなんだ
ちゃんと僕用のを入れてくれにゃん
そう言いたげにおねだりが止まない
キャットフードを入れてやる
それを食べ始めるのを見届けて部屋に戻る。
するとアカヤが呼びに来た。
外に出たいのかなと
僕の部屋から出してその行く先を伺う
するとまた餌のお皿の方だ
キャットフードはまだ残ってる。
これは、いつものキャットフードじゃ
物足りないんだね
ちゅるちゅるはばーちゃん担当だけど
特別に僕がやろう
アカヤはどこにちゅるちゅるがあるか知っているみたいで
引出しのすぐそばにいる
ちゅーるちゅーると言いながら
封を切って舐めさせてやる
どうしてここまでおいしそうな顔をして食べるんだ。
目を細めてちゅるちゅるを救いとるため
舌を必死に回転させている。
ユーチューバーのはじめ社長に
猫にちゅるちゅるを鱈腹食べさせたら
ちゅるちゅるに飽きが来るかというのをやって欲しいね
と言った。
うちはお金が無いからそんな事はできない