ラインを見てチビは焦りだした

英語の宿題もあった。

だけどあいにくノートが終わってしまった。

 

パパ、新しいノート無い?

チビが僕に言う。

こんな夜遅くにか!

 

確か1冊呼びに買ってあったはずと思って

探してみても見つからない

大急ぎで買いに行ってやることにする。

ノートの事はいいからほかの宿題をやっておけよ」

 

僕が自動車の鍵を取り出すと

じいちゃんとばあちゃんが

「どこかへ行くの?」といってきた。

13行の英語のノートが切れてしまって宿題ができてない事を言う。

 

「うちの店で売ってるよ」

じいちゃんの一言

そうだ、」うちは店だったんだ!

 

夜中のシャッターを開けて店舗に入って

探すとすぐ見つかった

良かった、これで自動車に乗って買いに行かなくて済む。

 

自分ちの店で何売ってるかくらい覚えておけ

じいちゃんが言っていた。