よく来るおじさんがひとっきり来なくて
どうにかなったのかなと思ってたら
最近また顔を見せるよ言うになった。
「最近は小学校の注文が増えてます」と僕は言う
「すぐ近くのお店が閉めてしまったから」
するとおじさんは、「そこの子供と自分の子供が同級生で
PTAの横のつながりでうわさが入って来るんだ」という事で
僕が知らなかったことをちらっと教えてくれた
「うちも奥さんがいればそういう情報が流れてくるんでしょうね」
そう言って苦笑 ((´∀`*))
電気代が1万円かかるって
だけど1日にそれだけ売り上げなんか上がらないから赤字
「やってらんない」って事で閉めたんだ。
うちも電気代には苦しめられたよ
そのたびに節電器の売り込みに引っかかって
どれだけ余計な事に金をつぎ込んだか
もう、うちも冷蔵庫は4台あるうちの1台しか使っていない
「お宅が食品衛生組合の組長やってくれない?
うちお店閉めちゃったから、だれかほかの人探してるのよ」
と言ってももう3件しかなくて、そのうち1件は「ほかの仕事で役を引き受けてるから
引き受けたくない」という。
残るは2件だ。
「うちもやりたくないけど、残りの1件が引き受けたくないならうちが引き受けますよ」
そう言ってやった。
結局うちが引き受ける事になった。
大きな時代の流れなんだろうね
コンビニのような便利な小売店が代わって進化
この前まであそこには別の建物が建っていたというところに
大きな駐車場ができてその一角にコンビニエンスストア
商店でさえ進化しないと生き残れないという事なんだ。
小売店の経営者は本業では赤字で
駐車場や不動産を貸してその賃貸料でしのいでいる始末
小さな個人経営者には辛いことだ
社会全体としてみれば働く場所が増えているという事で
悪い話だとばかりは言えないけどね