チビの試合。集合はバスセンター7時

5時半に起こして勉強開始と思っても眠くて進まない。

何とかスマイルゼミの理科の中学準備講座をやる。

まあ3月分がたくさん残ってる

と言うより3月分をやってない。

 

やってみると実によくわかる。

先生は成績にはカウントしないというテストを

この前やったそうだけど

正にソコの所だった。

 

帰ってきたら大急ぎでそこを学習するという理由ができた。

 

やっぱり穴を作ってはいけないと改めて実感したね。

あっという間に6時20分だ。

チビはさっと用意してくれるかと思いきやもたもたもた

 

車に乗り込んだ時は6時43分

これは間に合わないかもと思ったね。

 

車の中でコンビニに寄って弁当を買っていかないといけないと言い出した。

もう泣きたくなったよ

駅近くのコンビニで駅を過ぎればバスセンターだ。

7時前なら駅前交差点を通過できる♪

 

先生に近くまで来てますと電話連絡しようとした。

しかし通じない。

間に合うのを祈るしかない。

 

チビが弁当を買って戻って来た。


さあこれで何とか間に合うかもと思ったが

さっきから駅前でちらちら赤い光が点滅している。

それも1台ではない。2台、3台

ゾーッとしてきた。

 

本厚木駅前に侵入する道には規制ロープが張られている

その向こう側には点滅灯を照らした消防車やらの緊急車両

テ、テロか!

辺りには煙が漂っていてこりゃあ火事だなと気が付いた。
 

もうダメかもしれない

よりによってどうして今日なんだ。

でも、こういう事情なら遅れても言い訳にできるという

安易な考えがぽっと浮かんできた

 

が、来れない場合は現地まで送らなきゃという

過酷な現実が迫っているのに気が付くと

何とか時間に間に合え!と言う気持ち一色になる

 

大急ぎで細い道に飛び込んだ。そしてどこをどう通ったかわからないが

迂回路に出てバスセンターを目指した。

 

もう時計を見るのが怖かった。

こういう時は祈るだけにして時計は見ない。

 

もう降りる準備しておけよ!とチビに言う

バスセンターに着いた

時計を見ると7時ちょうど

チビはほかの部員を見つけたのか

そっちの方に歩き出した。

 

ホッとした帰り、駅前を通って帰って様子を見ていくかと思った。

右折車線に入ったが、

7時から9時まで一般車両は通行禁止だったのを思い出す

慌てて車線を戻した。