無添加のソーセージを見に行かないといけない。スーパーに買い物に行く。

無添加ソーセージと言うのが何を指すのか探しに行かないといけない。

前もって相談すべきだったが

ゴールデンウィークで連休だったのでここまで見通せなかったのだ。

 

魚肉ソーセージの事かウィンナーソーセージのことか悩んだ。

どちらとも読めるのだ。ソーセージと書いてある。これだけならどちらともいえない。

ウインナーもウインナーソーセージだからだ。

 

然しウインナーならウインナーと書くのが普通だ。

そして(4本なら20袋5本なら16袋)と凡例が示してあるがこれもヒントになると思った。4本5本は魚肉ソーセージの単位だからだ。ウインナーなら7本ぐらいが単位だ。

 

然し最後に袋とあるのが気になった。袋に入っているのは普通ウインナーだ。

魚肉なら束が普通だ。

 

調理実習で何を作るかわかれば手がかりになるかもしれない。

キャベツ、ピーマン、玉ねぎだ。これなら野菜炒めだろう。

 

だとすると魚肉ソーセージは使いにくい。ウインナーだなと思った。

 

然しソーセージと書いてある。持って行って、品物が違うと先生に驚かれ

「ウインナーもソーセージだけど、普通ソーセージと言ったら魚肉ソーセージですよね。

ウインナーだったらウインナーって書くし」と言われたら

こっちの常識のなさを露呈してしまうようで嫌だ。

 

売り場に来た店員女性に聞いてみた。

彼女も「魚肉ソーセージみたいですね」と言っていた。

僕が、自分が動物の肉のウインナーじゃないかと言う理由を上げて、

さらに「炒め物だからウインナーですよね?」と言ったら

「魚肉でも使えますけどね」と教えてくれた。

 
合成着色料や合成保存料も使用していないと言う。これこそ無添加の事だろう!

 

 

籠の中に入れたポークウインナーを全部戻して魚肉ソーセージにした。

 

家に帰ると父親が「買えたか?」と聞いてきた。

魚肉ソーセージにしたと言ったら父親も「俺もそうだと思ったんだ」と言う。

 
次の朝、安心して配達したよ。