スマイルゼミの年間費用16万3356円を
じいちゃんが出してくれることになった。
もう僕のお金で振り込んであるから
僕の口座に戻そうと思った。
いや、待てよ
チビの積立を最近していない。
チビの口座に入金しよう
チビの通帳を探す
・・・ない・・・
・・ない・・ない・・ない・・
そうだ!税理士さんがチビの管理している通帳に振り込まなきゃダメだ
と言っていたので、チビが直接管理することにどういう意味があるかわからないが
僕の箪笥の中からチビの衣装ケースに移したんだ。
‥でも、ない・・
積み立てた金額がパーなのか?
まあそういう事にはならないだろうけど
手続きが面倒なことになりそうだ。
まだ僕の部屋かと思い大急ぎで掃除を開始する。
どうも僕は片付けるのが苦手な機能テレビでやっていた
人格障害みたいだ。
片付けるのが大の苦手だ。
でもチビの為だ
ここらで片付けないとどうにもならない
ばーちゃんにも聞いてみる
ばーちゃんがよくチビの衣装ケースを整理している
するとばーちゃんは自分が疑われていると勘違いして機嫌を悪くした。
もう一度衣装ケースの中を丹念に調べると、「あ、あった」
別に疑うはずはないけど、と前置きをしてばーちゃんごめんとさんざん謝る。
チビは突然の片づけで一か所にまとまっていたものが
散乱して寝る場所も無くなったのを見て、
「掃除してるのにさっきよりひどくなった」と言っていた。
喜んだのは猫だ。
普段自分からは寄ってこないのに
2回も入ってきて撫でられた。