生まれたときからのチビの思い出が

いっぱい詰まった真ん中の部屋。 

 

家が立ったのはチビが3歳の時だから

生まれたときにはなかったけれど

おもちゃや絵本をいっぱい

元いた部屋から運び込んだんだ。

 

しかしついにその思い出と別れる時が来た

子供と一緒にお部屋も成長するんだね

 

おもちゃを袋に詰め込んで

絵本も箱に押し込んで

ピアノを担いできたのもこのせいで、

お部屋が成長してるんだね

 

おもちゃの一つ一つには

ああ、これあそこで買ったんだよなという思い出がある

よその子もいつも遊びに来て

毎日5~6人の子供がいて

それはそれで楽しかったな。

 

チビの本棚の漫画の本も

ついこの間コロコロコミックとお別れしたかと思ったら

もう読まないなというなぞなぞの本とかヒーローの本とか

そういうものを容赦なく

 

皆思い出があるものだから、一つ一つ捨てるのも

辛いんだよね。

おもちゃに心があるならば僕の辛さにもらい泣きしてくれるかな