チビの生活態度全般についてじいちゃんがけちをつけたくってしょうがない

ピアノをやれよ

練習しないならやめちまえ

金がもったいねえ

ゲームはやるな

勉強をしろ

そう言われるたびにチビが言い返す

するとじいちゃんが怒り出す

チビが言い返す

じいちゃんがますます怒る

するとチビが・・

 

チビがムカムカして

チビの精神がどんどん普段の調子から

離れていくのがわかる。

いつもの精神状態に引き戻すのがますます難しくなる

こうなると、言われた方はじいちゃんの言う通りにするのが

悔しくて嫌になるんだ

僕はあの人の息子だからそのことはよく知ってる。

 

何も言わなければそのうちやらせる事が出来るのに

言えば逆効果になることが、多分わかっているんだろうけど

それでもいえばスカッとするじいちゃんの悪い癖

 

際限がないし行きつくところはどこかわかってる

そうなる前に僕は仲裁に入る。

うるさいからやめろ!

 

じいちゃんは「何!」と言って目を丸くして顔を真っ赤にして怒り出す

僕が「チビはそれでいいんだ」とやり返す

紛争の中心がこっちに移る

 

すると僕の手に何か固いものが触れる

うるさい、なんだと思って見てみると猫のアカヤの頭

なんで猫が!邪魔だ!と父親に言い返そうとするが

ハッとしてやめる

 

餌がないのか?

お皿の中には底の方にちょっと残ってるだけ

 

気のせいか人間が言い争っているのを見ていて

心配そうに見える

 

前にもこんな事があったな

あったように思うだけかな

気のせいか・・

 

猫が仲裁したのかな

アカヤ

 

どういうわけかクロヤはこういう事ないね

親分肌のアカヤだけだね