ブログネタ：ゾッとしたこと
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チビが小学校4年のとき
僕が仕事から戻ると、チビが滑り台から落ちて頭を打ったって。
近くにいた人に送ってもらって帰って来たということだ。
心配だったけど、起こってしまったことはどうしようもない。
病院に行こうかと思ったけど、ぐっすり寝入ってしまった。
どうも、今寝るなんて不自然だ。
ネットで調べると頭を強打するとそうなるんだってね。
しかし、とりあえず休ませることにした。
数時間後、目を覚ました。
具合はどうか聞く。
調子が悪そうだ。気持ちが悪いという。
放っておけない。すぐ病院に連れて行く。
たった一人の息子だ。
神様、僕から取り上げないでくれよと心から祈った。
病院に連れて行く。手続きしている最中、病院の床にげーげー吐き始めた。
これはただ事ではないなと思いながら手続きをする。
脳のCT画像を取ってもらい診察してもらう。
数時間病院のベッドに置いておいてもらい
正常に戻ったというところで帰宅する。
心から神様に感謝したよ。神様なんか信じてないけどね。
チビの頭は少しその時の痕がくぼんでいる。
右の側頭部だ
ちびは「こんな痕が付いちゃった」と言って残念がっているが
僕は「そこの細胞が頑張ってくれたから何もなく大丈夫だったんだよ
だからパパは感謝してる」と言う。
どこの公園にそんな滑り台があったんだと思ったが、聞いたことのない公園だ。
この辺りも企業が撤退して新たな造成地が多い。そんな公園があるんだと思った。
後日配達に出たときに以前家が建っていたところに公園があるのに気が付いた。
名前を見ると子供が落ちた滑り台のある公園だ。
なかよし公園。
ここで僕はぞーっとしたんだ。
どうしてここにある公園がなかよし公園なんだ！
実は、ここは、僕が小学校4年の時に配達に来たお宅があったところだ。
ここに配達した帰りに僕は交通事故に遭って死にかけた。
左側頭部を強打した。
チビと反対側
近所の人は「もうあそこの息子はだめだってよ」ということで
集中治療室の僕を見舞ってくれたそうだ。
２～３週間昏睡状態で退院した時は以前の体じゃなかった。
後遺症で右手が震え字が書けないしボールも投げられない。
これもチビと反対でチビには後遺症もなくよかったと思った。
僕に後遺症がなかったらチビに後遺症が残ったかな？
もしそうなら僕に後遺症が残ったのは我慢するよ
でも公園なんかいっぱいあるのにどうしてここの公園なんだ？
この場所は一体僕にどういう関係があるんだ？
今でも薄気味悪くてしようがない。