ブログネタ:自分の名前、好き?
参加中私は好き 派
自分の名前は好き
その通りの人間じゃないけどね
なにせ、外にも勝って自分の内面にも打ち克てという
常に勝ち続ける人間
好きが高じて自分の子供には自分の名前の
漢字を逆にして付けちゃった。
読み方まで僕の名前の通りだと
漢字を反対にしたら変な読み方になっちゃって
おかしくなる
ちょうど普通の名前になるような読み方ができたのでよかった。
でも、僕が自分の名前を逆にして付けたのはわけがある。
チビにもう一回僕の人生をやり直してほしいなと思ったんだ。
僕は小学校4年の6月24日に交通事故に遭った。
それまで、僕は、僕なりにいろいろできる少年だった。
校内写生大会では金賞を取ってスピーカーで名前を呼ばれて
近所のオバサンまですごいねえと言ってくれた。
クラス代表で朗読会に出てみんなの前で本を音読した。
対戦のボールのなげっこの赤玉では僕の右に出るものはなかったし
ドッジボールでは手首で回転をつけてボールを曲げられるようになった。
7月の中旬のある日目が覚めた僕は救急センターのベッドの上だった。
僕は店の手伝いで配達に行った帰りに事故に遭ったと誰かから教えてもらった。
退院しても僕の不自由になったからだは完全には元通りにならなかった。
ソフトボールのキャッチャーのポジションは取られてしまったし、
ボールが思うところに投げられなくなって万年補欠と下級生からも揶揄された。
右手で字を書くのがすごく大変になった。
友達からは人間が変わったと言われた。
小学校4年の子供にそんな手伝いまでさせるなよと大人になった今僕は思う。
ついこの間小学校4年の時期を通り過ぎた息子を見て思う。
小学校4年はそれまでの子供時代をだんだん抜け出して
できることが格段に増えてくる時期だ。
そんな大切な時期に一生を台無しにするような大事故に遭ってしまった。
もし僕が事故に遭わなかったらどんな人間になったろう。
自分の息子の成長を見ながら彼のドラマを楽しませてもらっている。
僕の方ができたなと思うことも多いが
かなわないなと思うこともいっぱい。
どうやら僕とは少しタイプの違う人かなと思うけど
もうずーっとこの名前からは離れられないw
