自宅の近所の高校で文化祭がありました。

次男がお友達のA君と一緒に遊びに行く約束をしてきました。この間、金銭トラブルがあったばかり。心配でしたが、文化祭での金銭のやり取りは電子決済のみ、と。そうなると、電子決済を理由に「行くならお母さんも一緒」と話していました。

私は送迎の関係で毎日学校に行きます。「お前も文化祭一緒に行こうぜ」と色んな子と約束を取り付けているA君の様子を見ていました。

どこからどこまでが本当で、嘘なのか、全く分からない約束と集まったメンバー達。

A君が私を捕まえ、当日の予定やメンバーの話をしてきます。その様子を見て、さすがに先生も気になり事情を聞かれました。「A君のご家庭に確認してみます」とのこと。休日の子供同士の遊ぶ約束にどこまで大人が首を突っ込むか、しかも先生にとっては学校の外での話なので全く関係ありません。申し訳ない話です。

「我が家は直接10時半に現地に行くから、会えたら遊ぼうね。合流出来なくてもどこかで会えるかもしれないから、またその時にね」と、A君に伝えて、私の中では完結でした。

しかし、文化祭前日の夜、小学校から電話が。A君のお母さんに現状を報告、家庭での状況を確認し、その結果についての報告でした。私自身A君のお母さんとあまり面識がなく、連絡先の交換まで出来ていません。雰囲気的に「適度な距離感」があった方が良いタイプだろうな、と私の偏見アンテナは感知していました。良くないですよね、こういう勝手な思い込み。

当日、正門前の焼きそばの屋台で並んでいたらバッタリ!私は嫌な予感がして、子供が気が付かなければスルーしておこう、と思っていました。が、やはり次男が気付きました。

私がA君に「わー会えたねぇ!」と声を掛けると、A君も「ほら、会えたでしょ!」とドヤ顔。後方から、A君のお母さんが登場。挨拶なしに「どうしますか?一緒に回りますか?お化け屋敷とか大丈夫なら一緒に見ますけど」と。A君のお母さん、全く顔が笑ってない。迷惑とウザイが顔にむき出し。これはヤバい!怒ってるのか⁉と思って、慌てて次男の方を見ると、固まっている。「おい!お前が来たいって言ったんだろうが!」あぁ―面倒なことに…

「焼きそばを買い終わったら向かうので大丈夫です、先に行ってください」と伝え、いったん別れました。

「こういう事だよなー、こういう時だよなー」と心の中でモヤモヤしながら、次男に「君の心はこうだったんじゃない?」と私の予想を話してみました。

「初めての場所、初めての環境、A君とのお母さんとの関係性はゼロ、A君は友達だけど自分が困った時は助けを求めにくい子だということ、全ての不安要素がいっぺんに降りかかってしまい、何も言えずに「石」になってしまった、そういうことかい?」そう話すと、無言の頷き。そう、別に私の中では想定内です。次男にはいい勉強にはなりました。「こういう場合、自分はこうなる」ということを分かっていないといけません。でも振り回される親としては毎度のことですがウンザリです。でも仕方ありません。

その後、校内でゲームコーナーの列に並びました。

前の人がいなくなったので、係の学生に「(ゲームを)やっていいですか?」と聞いてごらん、と次男に声を掛けました。が、次男は自分で聞くことが出来ず三男に「お前が聞け」と。そういうことが全く出来ない。困った時の発信、分からなかったときの発信が全く出来ない。普段もそうです。病院で「これを受付に出して」と私が目の前にいて、受付の人が私と次男のやり取りを見ている状態で、心配要素ゼロでも出来ない。何で出来ない⁉と思うようなことが本当に出来ない。

初めての事、いつもと違う事、やったことがない事、予定が変更になったり、イレギュラーが発生する事、発生しそうな事。全部苦手。

どうにかなる、人に聞けばいいや、とはならない。

こうじゃなかったとき、そうならなかったときに、どうしたらいいのか判断できない。

人に聞くにも、何をどこから、どうやって話せばいいのか分からなくてフリーズ。緘黙っぽさは無くなったとはいえ、それでも物凄い時間がかかって、やっと一言出る程度。

あぁーどうしたもんか。困った時の、困ったことへの視覚化、発信方法として「ヘルプカード」でも自作するか?もう小6なのに…と、つい思ってしまいます。

まだまだこんなことを考えてばかり。いつになったら終わるのか…