歩きつかれた僕に
風がやさしく吹いてくる

風の中に君の香りを感じ

ハッとなる

常にそこかしこに
君をかんじる僕がいる

月あかりに照らされ
ひとり歩く
夜のやみは深いけれど
この月明かりがほんのり
あたたかく
疲れた体を癒やしてくれる

ふと見あげた月に
君の姿がよぎり
僕の頬から自然に
しずくがこぼれ落ちた
人はおおいに笑うだろう
人はおおいに泣くだろう

よろこびも
かなしみも

胸の内ひとつにある

人はおおいに喜ぶだろう
人はおおいに嘆くだろう

言葉で表せられない
せつなさを
心は飼いつづける
いずれ、それが
行き場をなくし
芽をだす

かなしみの花
よろこびの花

色々な花が芽吹くだろう

幸福も
不幸も

胸の内ひとつで決まる

かなしみが芽吹けば
必ずしも
不幸の花となるわけではない

不幸の花にするか
幸せの花にするかは

あなたの中にねむる
心に蒔く水できまる

あなたの心という土に
水をあげてください

良質な水をあげて下さい

心はすぐに渇き
幸せの芽を枯らす
そのうち芽がでない
種は土の中でくさりゆく
だから愛情という水を
あなたの心にあげて下さい

誰かから愛情の水を
そそがれるよりも
あなた自身で
あなたをいつくしみ
その水をあげてください

あなたは大いに喜ぶだろう!
苦労して勝ち取るから
価値がある
喜びがある

簡単に手に入れたモノには
たいして喜びを感じない
手に入りにくモノほど
手にした時のヨロコビ
楽しさ、嬉しさは
そして、価値は
さらに高まる

探すから価値がある

探すヨロコビを
知らずして
手に入れたモノは
悲しいぐらい
価値を見いだせない。