風の便りで聞いた

今でも あの街に住んでいるのだね


久しぶりに 君の名を聞いたよ

懐かしく そして ちょっとほろ苦い思い出

走馬灯の様に浮かんでくる


我がまま過ぎた二人

お互いがお互いを傷つき合っていたね


疑心暗鬼になった僕

君の心が分からなくて 分からなくて

辛い気持ちが膨れた



風の便りで聞いた

今でも あの場所で働いているのだね


懐かしい君の名を聞いたよ

最後に別れた場所を見ると

今でも 切なく 愛おしい 気持ちがよみがえる


幼すぎた二人

お互いがお互いを束縛していたね


疑心暗鬼になった君

僕の心が分からなくて 泣いた

辛いと 俯き別れを告げたね


風の便りで聞いた

今でも 優しい笑顔なんだね


戻ることの無い時間がなつかしい

愛おしい時間は

時が経つにつれ 一層大きくなった