「ありがとう」って一言でどんなに救われただろうか


あなたの為にしている事が

私の喜びになり

必要とされている事が

私自身を救うことになっていた


あなたを支えているつもりが

逆に支えられていた


「ありがとう」って一言がどんなに大切かやっと分かった


君が居ることで僕が

どんなに救われただろうか

君を助けるつもりが

助けられている事に漸く気づいた


必要としていたのは、君の方ではなく

僕の方が必要としていた


最後に「ありがとう」って言葉を残し二人は別々の道に向かう


二人が過ごした時は

早くすぎ、すれ違い

やっと、分かり合えたときには

もう、戻れないところに来ていた


本当の意味で繋がれた時間は短いけれど二人にとっては

時が過ぎても永遠に朽ちることの無い想い出へと変化した