テスト前日・・・


あの約束を交わした私は


徹夜で数学"だけ″を勉強してました。汗




翌日


全然寝てない。睡眠不足。・・・眠いっ!


数学は2時間目。


1時間目はうとうと状態でのテストだった。



そしてあんなに頑張った数学の時間。。。


私は自分でまとめたノートを見直して、間違えた問題をもう一度確認。



「(完璧!)」





「はいっ!始め!」


先生の合図でテスト開始。


徹夜でやったかいがあった。

すらすらと、ほとんど消しゴムを使わないで終わらせる事が出来た。


「(終わったー!)」


「はい!止め!」


先生の合図で一斉に鉛筆を置く。


「侑どうだった~?」

「まぁまぁかなぁ~。」

「あたし全然駄目~数学意味不明だわ~」


結果が楽しみ。

待ち遠しくてたまらなかった。




それからのテストは・・・


記憶がない。


半分夢の中だったのです。汗
















「テスト、どうだった?」


掃除の時間にたまたま会った。


「完璧!」

「ん。でも80点以上は絶対にないな。」

「ありますよ。絶対。」

「ない。」

「ある。・・・てか先生約束破らないでくださいね?」

「約束は約束。守る為にあるんだからな。」

「うん!」







今日はテストの返却日


数学の時間・・・



出席番号順に呼ばれる名前。



どんどん呼ばれて行く名前。


それと同時に私の胸は高まる。

鼓動が早く鳴り出す。


「侑~」


呼ばれたっ!!





テストを裏返しで貰う。


怖くて点数が見れない・・・。


「お前何点!?」


隣の席の男子が聞いてくる。


「まだ見てない・・・。」


「俺に見せて見ろよ~!」


あっ!


見せるまいと思っていたが、瞬間的にテスト用紙を取られてしまった。


「うわっ!お前やるねえ。」


「・・・えっ!?」










!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




相当驚いた後、私は悲鳴のような声を上げた。





「・・・やったあ!」




私の数学の点数・・・


88点!


とれた・・・80点以上・・・とれた・・・!!


私は嬉しくて嬉しくてその後の授業なんか聞いてもいない。


今日は数学の授業に来ていなかったカツオの処にテストを持ってダッシュで向かう。


「先生ーーーーーーーーーー!!!!」

「なんだよ!声でかいっつの!」


タバコを吸っていた先生の前に立って、


さっき返ってきたテストを顔の前に出した。


「・・・マジで!?」

「うん!」

私は満面の笑みを浮かべて頷いた。

「お前・・・やったじゃんっ!!!」

髪がぐしゃぐしゃになるくらい思いっきり頭を撫でてくれた。


私は自然と涙が出てきた。


「泣くなー!」

「やったよぅ!やったぁ;;」


カツオは優しく私を抱きしめた。


抱き締めたより抱き寄せたがいいかな。


「・・・約束・・・だよな?」

「・・・ゥン。」

「はい。」


カツオは一枚の紙を私に差し出した。


「ここに俺のアドレス書いてあるから。」

「・・・フェ・・・」


私はまた泣いた。嬉しくて嬉しくて、涙が止まらなかった。


「・・・この事は二人だけの秘密な?誰にも教えるなよ。もし誰かにこの事知られたら俺この学校居られなくなっちゃうからよ。」

「絶対秘密。・・・二人だけの秘密。」

「よしっ!」


そしてカツオはまた私の頭を撫でた。




アドレスを教えてくれた。


たったそれだけの事。


簡単な事。


それでも、先生との恋では難しい事なんだ。


たったそれだけ。たったちっぽけな事だけど


私は嬉しくて嬉しすぎて


今日もまた先生を好きになる。

放置プレイごめんなさい><

テストとかで色々とあって・・・

本当にすみませんでした(ノε`)


゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・


夏休みも終わって、学校が始まりました。


「(これから毎日カツオに会える・・・!!)」


そう思いながら新学期が始まりました・・・。



それと同時に、

近い内テストがあるとの事。。


放課後、【数学・英語・理科は補習するので来たい人は来てください。】


あたしゎ真っ先に数学の補習へと向かった。



そこには愛しの先生・・・カツオが居た。


その他に先生2人と生徒が4人程・・・。

放課後は皆部活だから、人が少ない。



「お前も来たのかっ!」

「来たよ!!数学全然分かんないし・・・」

「しょうがねえ。教えてやるかぁ。」

「ホント!?やったぁ!」


カツオは補習のほとんどの時間、あたしだけをずっと見ててくれた。


「この計算も分かんないの!?」

「・・・馬鹿だもん。。」

「あーはいはい。そう挫けないの。お前はやれば出来るんだから。」


先生はいつもそう言って励ましてくれた。




それから放課後の補習もそろそろ終わり。。


他の先生「はいっ!それではここで終わりです。また明日も補習するので、来たい人は来てください。」


ぞろぞろと生徒と先生が教室から出て行く。


あたしは、片付けをしていた。

気がついたら・・・カツオがドアの処でこっちを見てる。


教室内はあたし、たった1人。



「俺鍵当番なの。早く出ろ~」

「鍵当番お疲れです!今日の補習もお疲れです!!」

「お疲れです!じゃないだろっ。お前全然数学分かってないんだから。」

「でも今日は先生のおかげでちょっとだけゎ分かりました!ありがとうございます!」

「まったく。明日も来るのか?」

「当たり前です!明日も先生に教えてもらおっ」

「あ~?また俺~?そんなに俺が好きなのか。」

「え!?・・・」


『好き』と言う言葉に敏感になってしまった。


「えと、好きって言うか・・・分かりやすいんですっ!!」

「そか~。じゃぁしょうがねぇから明日も教えてやるかぁ!」


そう言ってカツオはあたしの頭を撫でた。


「完全下校時間、早くしないと過ぎちゃうよ」

「先生、ばいばい!」

「じゃあね。」


優しい最高の笑顔でお別れしてくれた。






家に帰る途中・・・


道路に看板。


【9月10日から、○○道路へ抜け道を開通する為10月いっぱい立ち入り禁止。】


道路・・・


その道は、カツオ・・・野球部が練習している場所の隣の道だった。

そこに道が出来れば、いつも野球部が見れる。


それに家に帰るにも近道となる。

「(早く道が完成しないかな・・・)」





次の日・・・


この日はやっと放課後の補習で会えた。



そしてこの日もカツオがずっとあたしに付きっ切りで数学を教えてくれていた。


    補習終わり・・・


「てかお前知ってた?」

「何をですか?」

「今度、野球部の練習場の隣に道が出来るって話。」

「あ!それあたし昨日知りました!」

「お前ん家って、その道路通ればすぐだろ?」

「です!早く道完成して欲しいなぁ。」

「俺もあの道通って帰ろっと。」

「え!!先生も道完成したら通るんですか!?」

「なんで?いけない?」

「いや・・・!!いけなくない!」


あたしは先生と同じ道が通れるだけで嬉しかった。


「お前の家の前よく通るんだよなぁ。」

「ええ!!ほ、本当ですか!?」

「こんな嘘付いたってしょうがないだろ。」

「え、何時くらいに通るんですか!?」

「え~?色々だよ。まぁだいたい8時頃かな。」

「あたし窓覗いてるから、先生見てくださいね!!」

「え!?それ本気で言ってんの?」

「本気!」

「まじかよ。8時に通るとは限らないしなぁ。」

「えー。8時に通ってよー。」

「無茶だよ。」

「じゃぁメールして・・・・てアドしらなかった。」


ひらめき電球


「あっ!じゃぁこれを機会に・・・先生アド教えて!」

「機会って・・・駄目。」

「えええ。ケチ。」

「ケチで結構。」

「ケチやだー。」

「やだってなんだよ。」

「じゃぁ・・・今後のテスト数学80点以上とるからー!」

「言ったな!?」

「あ・・・」

「よーし。約束だ。侑が80点以上取ったなら、教えてる。」

「それ・・・80点は言いすぎですよー!」

「お前が言ったんだろ!」




はい。



80点以上でアド ゲット!


って言っても、無理に近いのです。

あたし自慢じゃないけど数学で60点以上とった事ないですから;;



でも、約束は約束。

頑張って意地でも80点以上とる。


無茶な約束をしてしまったのでした。



「先・・・生・・・?」

「あっ・・・!ご・・・ごめん。。」

「・・・いえ。。。」


「そ、そろそろ戻らないとお前の友達心配するぞ!ほら。涙拭いて。」

「先生・・・ごめんなさい。」

「なんだよー。いいって。。じゃ・・・ばいばいな。」

「ばいばい。」




さっき抱きしめられたのは・・・・・・

何でもなかったんだ。



「お、おまたせっ!」

「遅いじゃん侑ー!!」

「もう、○○先輩のいい処終わっちゃったのにー。」

「ごめんごめん!」

「まぁーいいけどさぁ。」

「それより、カツオっちゃんと何話してきたのよ!?」

「えっ!?あー・・・。好きな人誰だーって聞いてきただけだよー!」

「まぢー!?そうゆうのウザイよねー。」

「つーか。・・・カツオきっと侑の事気に入ってるよ。」

「えぇ!?な、何で!?」

「見てて分かる。」

「あー。。確かに。分かるかも・・・」

「な、ないよっ!!ありえないって!」

「いやー・・・。侑以外とカワイイし。」

「以外と・・・」

「あ。そういう意味じゃなくてね。先生でも侑の事好きって言うのもありえるし。」



皆もこんな風に思って居ることにビックリした。


それから、こんな話なんて

きっとないだろうと思いながらも・・・


自分の中ではそれを望んでいた。