今回はいつもと違う時間に大回りのダイヤを組んでみました。
志都美→王寺→加茂→柘植→草津→近江塩津→新大阪→王寺のコースですが速すぎる新快速を極力抑えたダイヤを組みました。
昼間の奈良方面の大和路快速は空いています。221系と223系の窓は大きいので先頭車の補助椅子はパノラマシートです。
途中駅からの乗客は電車の中央あたりに集まり8両編成の先端にはほとんど乗ってきません。木津駅を出ると単線が3方向に分かれていきますが、大和路快速なので関西本線の加茂駅まで行きます。
加茂駅から関西本線の非電化区間が亀山駅まで続きます。
素朴な車窓を眺めながらディーゼル音を聞く。221系や223系電車が私のリビングルームだとしたらキハ120形気動車は私のオーディオルームです。
木津川、森や竹林の中、田園、伊賀鉄道の忍者電車などを眺めていると1時間ほどで柘植駅に着きます。
柘植駅で草津線に乗り換えます。草津線は221系電車も来ますが基本は113系や117系といった国鉄時代の車両が活躍しています。
113系は転換クロスシートに改造された車両もありますが、昔ながらのボックスシートの車両もあります。
45分程で東海道線の草津駅に到着です。
いつもは近江塩津まで直通の新快速ですが、今回選んだのは米原から3駅の長浜行きです。
223系新快速でもパノラマかぶりつき席を確保。
スピードメーターも見えるので最高速度でぶっ飛ばすのが確認できます。
ワンマンカーですが運転手の動きがやけに俊敏。運転室を見にいったら立ったまま運転していました。長らく生きてきて市電でも見たことがない初体験でした。
北陸線も近江塩津を超えると大回りルートから外れます。乗り換え案内がよく聞こえなかったのでとりあえず隣のホームに移動。近江塩津駅の階段は地獄の急で長い階段でした。
結局、北陸本線の乗り継ぎだったので恐怖の階段をまた昇り降りして同じホームに戻ってきました。
しばらくすると敦賀発近江今津行きの普通電車がやってきました。
521系はサイドの窓が小さいのでかぶりつき席でもパノラマビューは見れません。
近江今津駅に着くとまた113系の京都行き普通電車が待っていました。
車内には何に使うのか水銀柱式の温度計が設置されていました。
新快速だとあっという間に通過する琵琶湖の風景も普通電車ならゆっくり見れます。窓の上部が解放できるので美しい湖の写真も撮れました。
京都駅から新快速に乗ると混雑するので山科駅で下りて電車を待ちます。米原方面からのA新快速が入線する直前に湖西線からサンダーバードがやってきました。
新快速で山科から新大阪まで移動です。新快速は速すぎて情緒がありませんが、反面移動手段としてはとても時短に役立ちます。
珍しく225系が先頭車のでしたが225系はサイドの窓が小さいので補助椅子から前方が見えません。
新大阪から王寺までは321系で運用されているおおさか東線経由奈良行きの直通快速に乗りました。
尼崎行きの時は223系で運用されていましたがおおさか東線の一部駅に簡易な転落防止柵が設置されてからロングシートの207系や321系が使われるようになりました。東海道・山陽本線の221系が225系に置き換わって大和路線とおおさか東線から201系が廃止されたら直通快速も223系や225系車両で運用されるようになるのかな?
楽しみです。